2015年3月29日日曜日

口金Bagの制作・その9(前胴ポケットの組み立て)


昨日&本日午前中までの作業です。 (考えてる時間が長くて、あまり進んでおりませんが・・・・・)
裏地付きのポケットの口を、共革のテープで巻いていきます。(写真はボンドで仮止め状態)
この後、テープを”手縫い”していけば、ポケットパーツの出来上がり!


出来上がったポケットパーツを、前胴にセットしていきます。
写真は縫い代に切り込みを入れて、付け位置にボンドで仮止めしたところ
ポイントは縫い代が重ならないよう、各パーツの縫い代には”差”を付けておくこと。(今回は0.5cmの差)


そしてこちらは、中心の切り替えパーツ。
ここでいつものミネルバボックスを使っております!
写真は磨いて、化粧ネンを引いて縫い目も打った状態のパーツ


ちなみにこちらも、重なる部分は”斜め漉き”して厚みを調整しておきます。


そして、この切り替えパーツをセットしていくのですが・・・・・・・ 
写真のようにセットする中心部分(左右のポケット)に、気になる「段差」があります。
これ、仕上がりに影響してしまう嫌な「段差」の為、無くすことに致します。


っと言っても、かなり簡単な方法
写真のように、同じ厚みの革を当てて、隙間に合うように適当?にカタチをカット!


ポケット口の高さに合わせて、当て革をカットして・・・・・  
ボンドでしっかり貼り合せ。   これで「段差」の処理が終了~  (簡単ですみません。)


そして中心の切り替えパーツをボンドで仮止めして、縫い合わせれば・・・・・・


ハイ、こんな感じ前胴ポケットの組み立てが完成~!!
中心の段差を無くしたお蔭で、変な窪みも無く、フラットな状態に仕上がりました。

ちなみに、今回の立体ポケットのデザインは
ポケットの縫い代を、切り替えパーツで挟み込んでいくポケットになります。


さて、次はファスナー付け!
考えているような「玉縁付け」ができるのか??
楽しみのような・・・・・  不安なような・・・・・・


取りあえず、チャレンジ致します!