2015年1月31日土曜日

1枚仕立ての簡単ベルト(オイルヌメ)


先日、約半日位で制作したオイルヌメの1枚仕立てのベルトです! (無事完成~)

え~っと、わざわざ記事にするほどのものではありませんが、「日々のもの作り日誌」なのでね・・・・・一応。



前回と同様、半製品状態のベルト(ベルト幅にカット、床処理済み)を使用し
バックルは以前使っていたベルトのものを再利用致しました。
サイズ  幅3.5cm 長さ100cm(バックル含む)です。

半製品のベルトの長さは120cm~130cm
ウエストサイズ+バックル付け分と(約7cm)+調節穴等の余裕分(16cm位)が必要で、残りでベルト通しを取りました。


ベルトの剣先はこんな感じ・・・・・・

断面は染色して”磨き”をして、仕上げに”化粧ネン”を引いております。
化粧ネンを引くことで、かなり見た目もUP!
仕上げってやっぱり大事ですね。


以前から頼まれていた母のベルト、ようやく完成致しました。



これでまた一つ ”親孝行”の貯金? できたでしょうか・・・・・・。





2015年1月28日水曜日

SINGERミシンの模様替え


もう、30年以上使っているSINGERミシン。(こー見えても職業用)
元々は”足踏み式”の大きなサイズでしたが、東京のアパート暮らしでは色々不便になり、モーターを取り付けると同時に小っちゃくポータブルタイプに組み替えてもらった古いミシンです。
静岡に戻ってからは、キッチンカウンターがミシンの定位置になっておりましたが、教室でも使いやすいように場所を移動することに致しました。


移動場所はこちら・・・・・  今までパソコンやプリンターなどの周辺機器を、ひとまとめに置いていたコロ付きのワゴン。
このワゴンにミシンやロック、糸などの洋裁道具をまとめてみたいと考えました!

っが、しかし・・・・・  肝心のミシンがちょっと大きい
正確には、土台の”枠”がサイズオーバーなのですね。


そこで、ミシンには影響の無い、土台の片側に付いたポケット部分を切っとってしまうことに致しましたァ~
思い切って、ノコを入れて・・・・・・


なるべく土台側面に傷が付かないよう、慎重にノコを入れていきます。


ハイ、こんな感じ~  若干、塗装が剥げてしまいましたが、問題無しですね。



底に付いている、転倒防止用の金具も取り外して・・・・・・


移動先のコロ付きワゴンにセット!
底には板を敷いて、重さが均等になるようにしています。


これでミシン使用時に必要な道具が一つにまとまり、なおかつ 好きな場所でミシン作業が可能っとなりました!


いずれ、ミシン掛けが楽になるよう、ゆくゆくは補助板を取り付けたいと考えます!
(・・・・・・いつになるかなぁ?)


また、次の楽しみにとっておきます。





2015年1月26日月曜日

革の手縫い鞄教室(1月24日)


一昨日、土曜日のレッスン風景
お二人共、続きの作業を黙々とこなしております。(かなりの集中です!)


まずこちら、本当は次の課題に取り掛かる予定でしたが・・・・・・
またまたキーケース2つを作っております。 これで合計7個目? (もうすっかり手慣れた感じですね。)
ボンドで仮止めしたら、残りは縫い合わせと仕上げのみ! 後はお家での作業、頑張って下さいね。
 

そしてこちら、2日間続けてのご参加!
本体の組み立ても、ようやくここまで進みました。
早く作る為、かなり省略した作り方ですが・・・・・  まぁ何とかなるもんですョ


中芯のカタチ+縫い代分を付けて、成形のカットをしているところです。
慎重に、ゆっくりカットしていきます。 
残りの縫い合わせは、お家の宿題でお願いします! 次回、セットしてみて問題ヶ所をチェックしましょう~


そしてこちらも、前回の続き・・・・ ”コインケース”の制作です。
写真は、くるみ釦の準備をしているところ。  くるむ革を0漉きしております!


ハイ、こんな感じにくるみ釦の準備が完成~
綺麗に出来ましたね! (お疲れ様でした。)


さて、こちらは新しい課題作り、こちらも”コインケース”の制作です。
まずは下準備で、各パーツをカットしているところ・・・・・
残りの準備は、お家での宿題でお願いしますね~


ちなみに・・・・・  こちらが前回まで作っていた”ペンケース”
早く上達する為、一番難しいヌメ色で挑戦!
ヌメ革は傷や汚れなど目立ちやすいので、制作中に気を使う革色です。

磨きや化粧ネンの工程も、ムラ無くきれいに仕上がりましたね。
引き続き、コインケースも頑張りましょう~ (お疲れ様でした。)



年明け初めてのレッスンっと違い?  落ち着いた感じに制作が進みました。
別に何かが変わったわけでは無いのですがね・・・・・・  (不思議です。)






2015年1月23日金曜日

革の手縫い鞄教室(1月23日)


本日、午前中のお教室風景・・・・・・。
先週から引き続き”時計ベルト”を制作中  いよいよ本体作りに掛かりました。
写真は本体裏側を裁断しているところ


裁断後、先週作っておいた中芯をボンドで仮止めしていきます。


ハイ、こんな感じ・・・・・・  成形カットしやすいように、中芯のプラスチック部分は出来上がりにサイズにカットしてあります。


次に、表側の準備。
厚みを覆う両サイドは、予め革を薄く漉いておきます。


準備ができたら、先ほどのパーツに貼り合せします!
写真は貼り合せ後、角ベラを使って中芯のカタチを浮き出ししているところです。

今回のようにちょっと変形した?いや難しいカタチの場合は、ちょっと進んでは確認していくやり方で制作していきます。
かなり難しい時計ベルトですが、最後まで頑張りましょうね。(私も勉強になります!)


そしてこちらも先週の続き”ミニポーチ”。
宿題でお願いしたテープの編み込みも、とっても綺麗に仕上がりましたね。


写真は 編み込みで若干崩れた本体に、型紙を当てて修正カットしているところです。


そして、ファスナー付けの準備!
前後の口を磨いて、化粧ネンを引いて・・・・・・  ファスナーを縫い付ける為、菱目打ちを使って縫い目を打っているところです。

今回は革と生地(ファスナー)を縫い付ける初めての作業になります。
革の縫い目とファスナーの縫い目が綺麗に揃うよう、注意しながら縫い進めていきましょうね。
また、糸のテンション(ひっぱり具合)も加減を見ながら進めて下さい。


はじめての作業は、やっぱり最初から上手くはできません。



思うのですよ 「失敗も勉強のうち」ってね・・・・・・。





2015年1月22日木曜日

簡単ベルトの制作


本日は ちょっとの時間を利用して、母のベルトを作ることに致しました。
非常に簡単な一枚仕立てのベルト・・・・・・・
まずは両サイドの断面を染色して磨いていきます!


次に、バックルを取り付ける準備
型紙にあわせてピン穴位置を写していきます。 (端から6~7cmのところにピンがセットされます。)


写したところの両端をポンチで開けて・・・・・・


穴を繋げるように 包丁を入れて押切り!


ハイ、こんな感じにバックルのピン穴が出来ましたァ~


そしてベルト端を0漉きにして、バックルをセットすると・・・・・・


ハイ、こんな感じ!
ベルト通しは長さの余ったところを使用 ベルト本体同様、染色し、磨いて化粧ネンを引いております。


ちなみに  裏側はこんな感じ・・・・・
この後、止めのステッチを入れていけば完成~です。


とっても簡単なベルト  残りの時間で何とか完成できるよう頑張ります。



ところで、午前中はリアルタイムで”テニス”を観戦! (本当は仕事するつもりでしたが・・・・・ )
(ハラハラ、ドキドキ!) 非常に疲れました。 

ただテレビを観ているだけなんですけどねェ・・・・・・・


3回戦も誘惑に負けそうです。
いけませんね。








2015年1月20日火曜日

ミネルバボックスのバックルベルト


ご注文のベルト、無事完成致しました!
ミネルバボックスのネロ(黒)を表裏2枚合わせた とても贅沢なベルトです。
サイズは3.8cm×108cm(バックル含む)


ご依頼はこの形見のバックル・・・・・・  お預かりした当初は、型押しのグリーンの革が張りつけてありました。
こちらを使って”シンプルな黒のベルト”っとのご注文。


バックルの張り付けも共革のミネルバボックスに張り替えて・・・・・・


大振りのバックルに負けないよう、いつもよりベルト芯を厚めに重ねてボリューム感を出しました。
当初は上がり4.2cm幅の予定でしたが・・・・・ バックルと合わせると、何だかバランスが頂けない!
なので急遽、4mm削って、スッキリさせました。


ちなみに、こんもり盛り上がっているのは表側だけで、裏側(向かって右)は平です!


剣先はこんな感じ・・・・・・


ベルトはバックル先のボッチに引っかけて留めるデザインです。


ベルト幅をバックルに合わせた場合、かなり太目の4.5cm
そのままの太さでは何だかいただけない、でも細くしてバックルのボリュームに負けてしまってもいけな・・・・・
なのでちょっとだけ細くして4.2cm幅に設定したのですがね、実際出来あ上がってみると、30代のお客様には似合わない気がしたのですね。

なので最初の予定から4mm削って、3.8cm幅に変更致しました!


週末、無事お届け完了~
(一瞬、間に合うのか?心配だったのですが・・・・ 良かったです。)


気に入っていただけると嬉しいですね。





2015年1月17日土曜日

革の手縫い鞄教室(1月16日)


昨日のお教室の風景・・・・・・ 
昨年末から取り掛かった”時計ベルト”  お家で作ってきた型紙を修正中であります。
初めて作るアイテムは、そう簡単に出来るものではありません! 
色々考えて、何度かやり直しを繰り返していくのが当たり前なのですね・・・・・。(頑張って!)


そしてこちら、中芯をカットしているところ
今回中芯はそのまま、以前のものを使うことに致しました。 
市販のベルトとはちょっと作り方を変えるので、中芯のサイズを小さく致します。


ちなみに、何故?以前の中芯を使うのか・・・・・ っと言いますと、作業短縮になるからです。
まぁ、材料も問題ないく活用できるし、写真のようなちょっと面倒な中芯のカタチなのでね
型紙を作る手間を省いたのです。


そしてもう一つの大事なプラスチックでできたパーツ部品
これも以前のものを活用します!
だってこれこそ簡単には作れませんのでね・・・・・  この部品が一番大事なんです。
写真はそのプラスチック部品を、中芯にボンド付けしたものです。


これが中芯と、時計の取り付け部分の写真
時計の段差形状に、プラスチックの凸凹がキッチリはまり込むのです。
本当に細かな部品です。(さすが”SEIKO”)
次回はもう片側のベルト芯にトライしましょうね!


そしてこちらも昨年からの続き・・・・・  ミニポーチの裁断に掛かりました。


今回は刺繍でなく、テープの編み込みに初チャレンジ!
なので編み込むテープにサイズを試行錯誤・・・・・  こちらも初めてのことなので、何度も修正しながら進めていきます。


っでもって、本体には編み込み用の切り込みを入れていきます。
一つ一つツキノミを使って、真っ直ぐ押切しているところ・・・・・・


そしてまず、1本目を編み込んでいきます!
3本のテープが上手く編み込んでいけるのか?

刺繍に比べて、簡単なように見えますが・・・・・
実は結構な手間が掛かります。 

テープの厚み、幅   本体の切れ込み幅、これらをピッタリ合わせるがとっても大変。

何度かテープを編み込んで、どのぐらいの切れ込みを入れたら良いのか?
テープの幅を削ってみようか?  などなど・・・・・


やっぱり下準備には時間が掛かかるのです。



もの作りって、経験の積み重ねなのですね・・・・・