昨日の続き・・・・・・
問題の無い左袖から正しい袖の型紙を起こす作業に掛かりました。
写真は細かな箇所の採寸をしているところ、主に袖の長さ、肘の幅、アームホールの長さ、カーブ線の部分などなど・・・・・
ポイントとなるいくつかの箇所をメジャーを使って正確に測ります。測った数字を基に、クラフト紙に袖全体の線を引いていきます。
最初は袖口、肘の幅、上下の袖の長さ、ホール幅の数字を起点にし、線を直線でつなげていきます。
次に、曲線部分(アームホール)を採寸した数字に合わせていきます。
最初に大体の線を描き、数字を少しずつ、近づけていくのですね。
ちょっとわかりにくいですが・・・・・ こんな感じで型紙が完成~
そしてこちらが、問題の修理箇所部分になります。
採寸したポイントの箇所をつなぎ合わせ、それぞれを無理のない線で結んで型紙を起こしました。
次は完成した型紙を基に、裂き傷部分の切り替え用の型紙を作成していきます。
まずは、どの位置から切り替えるか・・・・・・
前袖切り替えの位置とだぶらないように、こちらも十分考えないといけませんね。
型紙作り、まだまだ続きます!