2015年3月26日木曜日

口金Bagの制作・その7(クロム鞣しの裁断)


前ポケットの裁断に掛りました!
今回、この部分はミネルバボックス(タンニン鞣し)では無く、5年ほど前からず~っと在庫していた”クロム鞣し”の革を使うことに致しました。  (カラー重視の為)

っで、一番大きな”胴前”の型紙を、いつも通りにカットしてみたのですが・・・・・・
早速失敗!  数ミリ小さくなってしまいました・・・・・
そう、すっかり忘れておりましたが、これがクロム鞣しの特徴「伸縮性」
いけませんねェ・・・・・・  (発熱のせいかしら??)


そこで、今回は思い切ってボールペンで「線描き」
口巻きなどに使用する直線テープは、写真のように革に直接型紙を写し、定規でしっかり押さえてカット!


同様に、カーブ部分を包丁でカットすると・・・・・
あれれ?? やっぱり綺麗にカットできませんね。
”銀面”が逃げてしまうのか? ところどころ”銀面”がガタガタ荒れています。(解かりずらいかな?)


そこで、もう片側のカーブは”ハサミ”を使ってカット!してみました。
写真では?な感じですけど・・・・・ 比べると”ハサミ”の方がかなり滑らかです。 


一応、カットしたパーツを型紙と合わせてみても・・・・・  問題ナシ!
なので今回は直線は”革包丁”で、カーブ線は”ハサミ”っと使い分けての裁断です。


ハイ、こんな感じ・・・・・
これで「クロム鞣し」を使うパーツの裁断が終了~!


さて、次の心配事はこの後の”漉き”の作業
果たして、ミネルバボックスのように上手く出来るのかしら・・・・・・?



まぁ、泣き言をいっても仕方が無い!
早くこの「クロム鞣し」を克服できるよう、がんばるゾォ!!


(空元気です・・・・  )