2015年4月30日木曜日

革の手縫い鞄教室(4月29日)


昨日のお教室・・・・・・  本日がお教室”初参加”  初日はじっくりマンツーマンレッスンっとなりましたァ~
最初に「手縫いの道具」のお話など、一通りの説明が終わったところで、早速実践!
まずは、革包丁で直線をカットしたり、ネジネンで縫い線を引いて菱目打ちで縫い目を打って・・・・・
大事な基本を忘れないよう、何度も繰り返し体感していきます。

写真は、両端にセットした2本の針で、初めて「革の手縫い」をしているところ
とっても嬉しいそうに、笑顔で楽しんでいる様子が印象的です!


最初はぎこちない動きでしたが、2度目の挑戦ではスムーズな手さばきで 糸が噛まないように細かな指の動きもバッチリ!


基本の縫いまでを覚えたら、早速 一番最初の課題作”キーケース”に掛かります。
まずは、型紙の中心線に折り目を引いて・・・・・・   型紙作りも順調に進んでいきました。


写真は完成した型紙を、粗裁ちした革に重ねて線を写しているところです。

全てのパーツを写したところで、本日は終了~っとなりました。
次回は、完成まで行けるかなァ? ( お疲れ様でした。)


毎日、お仕事で忙しいご様子   
もともと「もの作り」が大好き、そして「革も大好き」  っで、教室に参加して下さいました。
楽しんでいただけたでしょうか?


忙しい毎日を忘れ
「もの作り」を楽しんでいただけたら嬉しいですね。




2015年4月28日火曜日

革の手縫い鞄教室(4月25日、27日)


今月後半のお教室風景です。
まずは週末の土曜日午前中から・・・・・  こちら、前回から取り掛かっているちょっと大きな”ペンケース”
写真はファスナーを縫い合わせているところ


そしてこちらは、名刺入れを制作中~
只今、余分な縫い代をカットして、最後の組み立て作業に掛かったところです。
縫い合わせはお家での宿題で、よろしくです!


そしてこちらが新しい革の”アリゾナ” (イタリアンレザー)でキーケースを制作中~
いつも使っている”ミネルバボックス”と比べていかがでしょうか?
とても楽しみな革ですね。


ここからは昨日、月曜日のお教室。
道具作りの合間に、初めて作る課題作品”キーケース”に挑戦しております!



完成した”キーケース”です。
初めてにしては、かなりお上手!  道具の使い方も初めてとは思えないですねェ~
次回は、お家で楽しめるように残りの道具の仕立てを頑張りましょう!(お疲れ様でした。)


そしてこちら、本日から”革のアップリケ”に挑戦致します。
写真に写っている小さな革端が 「バラ」のアップリケパーツ・・・・・
小さいので無くさないよう、気を付けて保管してくださいね。 
神奈川からご参加、ありがとう御座いました! (来月も楽しみにお待ちしています。 宿題も頑張ってくださね。)


そしてこちらは、Bag型名刺入れを制作中です。
写真は本体の組み立てに取り掛かったところで、余分な縫い代を慎重にカットしているところ・・・・
縫い合わせは、お家での宿題でよろしくお願い致します。
次回の完成を目指して、頑張りましょう~  (お疲れ様でした。)


さて、今週はスケジュールの都合で教室の開催がちょっと変則気味
25、27、29、5/2日っと ギュッと詰まった感じの予定です。

暑くなったりして、体調管理が難しい今日この頃・・・・・  このスケジュールを無事乗り越えられるよう??  


頑張ります!






2015年4月26日日曜日

ミネルバボックス&クロム鞣しの2way Bag(口枠仕様)



口金Bag、無事完成致しました。 (お題のネーミングが今一つですが・・・・・ )
今回 使用した革は2種類で、ミネルバボックス(タンニン鞣し)とアテナ(クロム鞣し)のコンビ使い
クロム鞣しがワインカラー、パープルがミネルバボックスになります。

このBagの特徴は、ショルダーベルトが取り外せるタイプで、ウエストBagとの2way仕様


ショルダーベルトを取り付けると こんな感じ・・・・・・

サイズは、Bag本体 W28c×H20c×D6(ポケット含まず)  ショルダーベルト 長さ最大 120c になります。    


ちなみにこちらが後ろ側
両サイドとカブセがベルト通しで、ショルダーベルトを外せばウエストBagに・・・・・



Dカンを起こし、写真のようにベルトをセットすれば、斜め掛けのショルダーBagになります!


デザインのポイントは、重厚感のある”メッシュ編み”  
口枠のボリュームに負けないよう、いつもより厚い共革テープで編み込みました。
そして中心の「口枠カブセ」には、”メダリオン”の飾りテープを付けて一手間!


口枠の開閉は、カブセ裏に付いた大きなマグネット釦   留め具のマグネット釦を外して・・・・・


ハイ、内側はこんな感じ・・・・・
後ろ側面全体に、大きなポケットを付けました。
ポケットの口はクロム鞣しの革テープを巻いて補強しております。


今回の鞄は、本体の縫いを極力省いたデザイン
クロム鞣しのポケットを、ミネルバボックスで包み込んだ感じのデザインになっています。

そして、なんといってもダレスBagなどに使用する 「口枠」を使った初めてのデザイン
色々、失敗もございましたが・・・・・ とても勉強になりました。 


これも、姉の理解があってこそ。(今回の注文は姉からなのですね)
好き勝手にやらせて頂きましたァ~ 
( 感謝 )

お返しに・・・・・
お代は流行りの”家族割り”?ってことで  勉強しておきます!! 














2015年4月23日木曜日

口金Bagの制作・その22(ショルダーベルトの仕上げ)


Bagの続き・・・・・  無事、もう1本のベルト本体も完成致しましたァ~
最後の仕上げ、ポンチで穴を明けていくところです。


ハイ、こんな感じ・・・・・


実は、昨日中には完成している予定でしたが(一応完成はしていたのですけどね。)
写真の剣先部分の”カタチ”が、どうも気になってしょうがない! 出来栄えも含め、納得いくものではなかったのですね・・・・・
なので、先ほどやり直しを致しましたァ~  
ちなみに、一緒に写っている「短い丈」の解いたものが先に付いていたものです。


こちらが出来上がった 口金Bagに付く”取り外し用ショルダーベルト”です!


美錠にセットすると、こんな感じ・・・・


っで、Dカンに通して付ける、くるみ釦の付いた留め部分です。
何だかサスペンダーのようにもみえますねぇ
やっぱり配色のくるみ釦が可愛い!



これで全てが出来上がりましたァ~
先ほど、Bag本体にもセットして 一足お先に楽しんでおりました。


後日、UP致しますので・・・・・  (お楽しみに)






2015年4月22日水曜日

口金Bagの制作・その21(取り外し用のくるみ釦)



昨日の続きです。
美錠を付けたベルト本体(ボンドで仮止め状態)に、ミネルバボックスの革テープを重ねて縫い合わせているところです。
距離の短い連結ベルトなので、まだ楽しんで作業ができますね。


ベルト本体が出来たら、次に取り外し部分を作っていきます。
写真はBag本体の「Dカン」に通すベルトで、ここに取り外し用のくるみ釦をセット致します!


まず、表裏両方のベルトの上部を型紙通りにカットし、”磨き”の処理をしたら縫い目を打っておきます。


次に、ベルト本体の表側に、ジャンバー釦の凸を取り付けた取り外し部分のベルトをボンドで仮止め
そしてもう1枚を、裏側にしっかりボンドで仮止めして圧着!


ハイ、こんな感じ・・・・・・
写しておいた型紙線に沿って、気合を入れてカット!! 
釦が付いているので、ちょっと切りにくいのですが・・・・・ 頑張ってカット致します。
綺麗にカタチを整え、しっかり縫い合わせして”磨き”の処理をすればベルトの出来上がり!

後はくるみ釦を作って、ベルトに取り付ければ・・・・・・


ハイ、こんな感じで”くるみ釦”が付きましたァ~


ちなみにこちらが内側です。


無事、ショルダーベルトの片側1本が出来上がりました!!  ポイントの配色で作った”くるみ釦”が効いてますねェ
まずはホッと一息です。


では、引き続き 長~いもう1本のベルトを縫い上げていきますョ。
(これはちょっと長すぎて、そんなに楽しめないかなぁ?)


頑張って、もう1本! 本日の完成を目指します。







2015年4月21日火曜日

口金Bagの制作・その20(連結ベルトの美錠付け)



Bag本体が完成してから、取り外し可能な”ショルダーベルト”のデザインを考えておりました。
気付けばもう3日も過ぎていたのですね・・・・・・  
メインのデザインはわりと早く? 思い浮かぶのに、附属品のようなベルトになると以外と時間が掛かってしまいます。

そして問題の連結部分は、口枠のポンネジを使用することから、留め具は「くるみ釦」を使用することに致しました。 
写真はBag本体と連結する重要な”取り外し”部分のベルトになります。
まずはこれで一番大事な箇所のデザインが決まりましたァ~


そしていきなり美錠付けの準備になりますが、実はベルト本体のデザインは結構早くから決まっていたのですね。
Bag本体と同様に、ミネルバボックスとクロム革とのコンビでベルトを作ります!

写真はクロム革に中芯をボンドで仮止めしたベルトで、ポンチで穴を明けて美錠ピンを通す準備をしているところです。


ハイ、こんな感じ・・・・・・


っで、ベルトの端っこをしっかり縫い合わせて  アレ?何だか変なデザイン(始末)ですけど・・・・・・
大丈夫! これが表側なんです。


ちなみにこちらが裏側・・・・・・  ツルっと綺麗な表面です。


そして 先ほど美錠が付いたベルト本体に、ミネルバボックスで作ったこちらの革テープをセットしていきます!

ちなみに2ケ付いたループは、ベルト通しになるのですね。


今からこちらのテープを、しっかり縫い合わせていきます!

さてさて、どんな感じなるのでしょうか?


本日に目標~
連結ベルトの完成を目指します!!





2015年4月17日金曜日

口金Bagの制作・その19(組み立ての仕上げ&ポンネジ)


本体の組み立てが完了~ 致しました!  ( っと言っても、つい先ほどまで作業をしていたのですが・・・・・・  ) 
只今、口枠のカタチが綺麗に出るよう、Bagの中に”アンコ”を詰めて落ち着かせているところです。
 

では、昨日と本日午前中の作業をご紹介!
口留めのカブセを付けてから表側本体と同様、縫い穴がズレないように半身から口枠を縫い付けていきます。


半身が終わって、もう半分のコーナーに取り掛かるところ・・・・・・
後ろ側はコーナーも大変だけど、このベルト付けのところも苦労致しました!


こちらは口枠の縫い止まり部分
縫いの始末をしながら最後の縫い合わせをしております!
口枠の開閉に負けないよう、付け止まりには”返し針”をして補強致します。


そしてこちらが上下の口枠を止める”ポンネジ”
今回は配色になるよう、ワインカラーの革で「くるみ釦」のように仕上げてみました。


っで、ポンネジを差し込んで、内側からネジ止め!
ネジ締めはゆるくなく、きつくなく・・・・・  ちょうどよい塩梅に締めておきます。


そして余分な”足”をカット!
最後にカットした”足”を叩いて潰しておきます。
中に入れるものや、触って手などが傷つかないよう、十分注意してネジを潰します。



予定より、若干遅れてしまいましたが・・・・・  (とにかく、辛坊が続く作業でありました。)
何とか本体が出来上がりました!

「ホッとした」ってのが、本音かな?



次はショルダーベルト作り、まだまだ一山ありますね・・・・・・






2015年4月15日水曜日

口金Bagの制作・その18(カブセ付け準備)


昨日の続き・・・・・  無事、前の口枠がセット!  でも、やっぱりコーナー付が厳しかったです。
まぁ これも一種の”慣れ”のような気が致します。 
(数をこなしていかなければ、上達はしないのでしょうね・・・・・・。) 


ちなみに、こちらが内側、裏地部分です。
表の枠と裏見返しと目数を合わせたおかげで、何とかカタチになりました。


ここでいよいよカブセの出番!
表の口枠が付いたので、心配だったカブセの長さを確認致します。

思っていた長さより、+5mmのところでカットしました。


カブセの外回りに”縫い目”を打って、しっかり縫い合わせていきます!


縫い終わったら、続いて断面の処理を致します。
写真は磨く前のカブセの断面で・・・・・・


磨き後の断面・・・・・・  ツルツルですね。
そして最後の仕上げに、化粧ネンを引いて・・・・・   カブセのパーツの完成です!


ちなみに、こちらが裏側です!


このカブセを、今から本体後ろに縫い付けていきます。
写真は付け位置に、ボンドで仮止めした状態


この記事をUPしたら、いよいよカブセを縫い付けていきます!
そして、後ろ側に口枠をセットすれば・・・・・・   Bag本体が完成致します。



今までの作業時間を考えると、明日には本体が完成する予定であります。
さてさて、無事 目標が達成出来るでしょうか??


まだまだ、難しい作業が続きます・・・・・・。