2010年8月31日火曜日

キタムラBagのリメイク制作 ・ その2(クラフトBag)

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ご依頼の続き・・・・・・。
こちらが簡単なデザイン画とこれまた簡単な説明を記入した ホントに簡単な資料であります。

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デザインを基にBagの型紙を起こし リメイク後のカタチをクラフト紙で作ります。
お預かりしているBagは解体できない為 細かく採寸して型紙を作るのです。 
これが中々難しい~   革の厚みや伸縮したことも考え、場所によってはプラスしたりマイナスしたり・・・・・・・ 特に丸みのある鞄のカタチはカーブ線が解りにくいのもありますのでね。 
採寸するポイントを細かく決めてなるべく近いカタチに作っていきます。
下の画像はご依頼の底幅を10cmに狭く削ったもの   今から底を本体に止めていきます。

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っでもって、こちらがご依頼に沿ってデザインしたBagサンプル   クラフトBagです。
革とは違う素材なので多少の違いはありますが・・・・・・・・ 完成後のサイズ、デザインなどお客様がイメージしやすくなります。  持ち手の長さなども解り易いですしね、クラフトBagは欠かせません。
それに、紙でサンプルを作ることでかなりコストも抑えられます。

先日、お客様のところへ 無事お送りいたしました。


気に入っていただけると 嬉しいです。




2010年8月30日月曜日

気になるもの・・・・。

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図書館に予約しておいた本を受け取りに 午前中、図書館へ・・・・・・
予約した本はまったく違うものだけど 他にも色々面白本を借りてきました。可愛い舞妓さんの本は借りてきた図書館の本、もう一つの雑誌は帰り道、古本屋で見つけた”KIMONO道” 

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これは以前から気になっている”和装”  帯とか半襟とか鼻緒の草履とか・・・・・・帯止めなどはブローチに通じるものがあります。
以前から、個展の作品作りに専念したいと考えておりますが、制作する作品の”コンセプト””世界観”がイマイチはっきりしないでいました。
漠然と判っているのは”和”、和を意識した作品を作りたいのですねぇ

和装のBagとは違った 和を感じさせる鞄・・・・・・・・。

色の配色やバランス、大胆な構図など どれも美しくて品があります。



・・・・・・・そろそろ本格的に制作に取り掛かります。




2010年8月27日金曜日

キタムラBagのリメイク制作 ・ その1(資料作り)

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リメイク&修理のご依頼が続きます。
こちらはキタムラのBag  もうかなり年季が入って使い込んでいるBagです。
30年ほど前、ご結婚後すぐにご主人様からプレゼントされた想い出のBagとのこと  なのでどうしても処分することができない・・・・・・・。 そこで使い易くリメイク&修理と相成りました。

ご依頼は持ち手をもう少し長くし、ショルダータイプに・・・・・ベルトは肩にくい込まないよう平ベルトです。
底幅も広くて邪魔になる為 幅を10cmに削ります。

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そして裏地の取替えです。 塩化ビニール素材の為、劣化し表面ばボロボロになってきています。



さて、同じ革の取り扱いが無いので 手持ちの革で近い色のものや、配色使いで相性のよさそうな革を色々模索します。

いくつか候補を選んでお客様にご提案。  

私のイメージするものと お客様のお好み、 ピッタリはまってくれるとよいのですが・・・・・・・・。

いつも通りデザイン画と詳細、クラフトBagを作ってお送りします。 本日間に合うとよいのですが



今日は、午後から歯医者の3ヶ月検診です・・・・・・・・

”無意味な力”が入っちゃうのですねぇ・・・・・・・・・  今から緊張しております。

  


コットンアート展



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まだまだ暑い日が続いております。 皆様、いかがお過ごしですか?体調など崩されておりませんか?
本当に今年の夏は”暑い” 今更あらたまって言うことではないけど・・・・溶けてしまいそう~
そんな中、いつもお世話になっているアバンティ本店へ
現在、アバンティ本店(千駄ヶ谷)では 画家でありイラストレーターの久保勇輔さんとアバンティがコラボした「コットンアート展」が開催されておりました。  

オーガニックコットンを使用した立体アートやアバンティをイメージした癒し系の繊細なイラストなど  いつもと違った店内は何だか”緑”を感じさせる涼しげな空間・・・・・・。
ステキな作品、アートはこんな風に場の空気を変えてしまう力があるのだと感じました。

そんなアートな鞄をいつかは作ってみたいものです・・・・・・・。
良いものを見せていただきました。(感謝)

PS. 渡邊社長は相変わらずの超多忙な日々をお過ごしとのこと、そしてこの秋(11月)にNHKの「プロフェッショナル」に出演されるとのこと・・・・・・おめでとうございます。 しかし、お身体、くれぐれもご自愛下さいませ。

放映、楽しみにしております。






2010年8月26日木曜日

可愛いお店

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自由が丘駅から徒歩5分   緑ヶ丘図書館へ行く道すがら見つけた可愛いお店屋さん
朝早かった為、お店の方が居ないのを良いことに 堂々と写真を撮らせていただきました。
店内はどうなっているのかわかりませんでしたが、表のディスプレイを見る限りでは  雑貨も取り扱うパティスリーのように思いました。

緑ヶ丘図書館で用事を済ませ もと来た道を戻ると・・・・・・。
往きでは気が付かなかったけど、お隣のお店は”はらドーナッツ”でした。 
もとは関西の老舗のお豆腐屋さん  ここ数年、東京都心に何件も出店している人気のドーナツ屋さんで  おからや豆乳を使った身体に優しい ヘルシーなドーナッツが売られております。

一見、雑貨屋さん?っと思ってしまうほど 可愛らしいDPで白を基調としたお店作りが基本です。  店員さんは皆さん、これまた可愛い方ばかりで見ているだけでも楽しめます・・・・・?(いけません、オヤジ化しておりますねぇ~)
急いでいましたので写真のお店が気になってはいたのですが、残念ながら真っ直ぐ帰ってまいりました。

またの機会を楽しみに・・・・・・。

「やっぱり、自由が丘って可愛いお店がいっぱいだわぁ~」 そんな事思った一日でありました。




2010年8月25日水曜日

ロエベ Bagのリメイク制作 ・ その2(クラフトサンプル)

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引き続きロエベBagのリメイクです。
決まったデザインを基に資料作り  
お客様にBagの大きさが分かる様にクラフト紙でサンプルを作ります。

完成は写真の様なトートBagになる予定であります。

解体して自立させる為に芯を全面に張る予定ですが・・・・・・果たしてイメージ通りになるのか? 実際、作業に入ってみなければ解らないことだらけですが、まずはチャレンジあるのみ!です。

本日、資料をまとめ クラフトBagと共のお送りいたしました。
明日には着くのでしょうか?  大変遅くなりました・・・・・・・・申し訳ありません。



資料のご確認、ご検討、よろしくお願い致します。

気に入っていただけると良いなぁ~





 


2010年8月24日火曜日

ロエベBagのリメイク制作 ・ その1(デザイン)

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リメイクのご依頼です。
お預かりしたのはLOEWEのショルダーBag   まだ、ほとんど使用していないBagだそうです。
ステキなBagなのに・・・・勿体無いですね。

革が柔らかい為、フニャっと自立できない?ところとか   裏地がブラックの為、中のものがわかり難いとか
マグネットが弱くて口がすぐ開いてしまうとか・・・・・etc

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モロモロのご要望とトートBagが良いとの事でこんなデザインにしてみました。
まずはサイズを計り、革の不足部分など色々なことを考えながらデザインしてみましたが、いかがでしょうか?
フニャフニャな本体には全体に芯を貼って、口のマグネットは14mmサイズに変更
カットした本体の上部を持ち手にして・・・・・・でも長さが足りないのでグリップ部分はミネルバボックスのタバコを使って  配色にしたらステキかも~

なぁ~ってこと色々妄想しております。

デザインが決まったので 次はクラフト紙でサンプルBagを作ってみましょうか・・・・・・・
明日には資料がお送りできるよう、頑張ります!




2010年8月22日日曜日

コンテスト色々・・・・。

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先日帰省したときに頂いたもの   ”蘭字コンテスト” 
「清水のお茶」のロゴマークデザインの募集です。
資格はプロ、アマ等とくに問わず   募集要項など詳しくは  静岡市清水区まちづくり振興課 Tel 054-354-2022
応募締め切りは9月22日(水)必着です。

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そしてこちらは先日届いたお知らせ ”日本クラフト展”の応募要項
こちらの応募登録の締め切りは 12月1日(水)です。  詳しくはこちら→ 社団法人 日本クラフトデザイン協会

残念ながら私は参加いたしませんが、ご興味のある方は是非、チャレンジしてみて下さい! ちなみにどちらも賞金が設けられております。


お知らせ



先日完成しました”刺繍ガマグチ”をHPのWebギャラリーに新作UPいたしました。









2010年8月21日土曜日

ミネルバボックスの刺繍ガマグチ

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ご注文の刺繍のガマグチ、無事完成いたしました。
正面にはエンブレムのクロスステッチ刺繍  後ろ側にはお名前の刻印です。

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いつもの保管袋の他に今回は革の付属品が付いて・・・・・・・  アクセサリーなど入れていただけます。

18日から静岡に帰省しておりました。
こちらのガマグチ4点とシンプルな名刺入れ1点、計5点を  昨日無事にお渡しできました。
来月、カナダに赴任されているご子息の為のプレゼントになります。 シンプルな名刺入れはご子息様に、刺繍のガマグチはご自身の分とご家族の方に・・・・・・・

たくさんのご注文をありがとうございました。

そして、ご注文いただいた70代のお客様にはいろんな事を学びました。
来月のご旅行に備え、足が少し不自由なお客様は  スイミングやジムで身体を鍛え 体力作りに頑張っているのです。  

人間、年齢ではありませんね、全ては自身の”気力”なのでしょう。 頭が下がります。

そして、同じものを同じ様に作る。
当たり前のことですが、改めてその大切さを実感いたしました。

初心を忘れてはいけませんね・・・・・・・・。


詳しい作品紹介は後日、HPのWebギャラリーに新作upいたします。 「鞄&小物のアトリエ Reborn」






2010年8月17日火曜日

刺繍ガマグチの制作 ・ その5(付属品)

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ご注文のガマグチ、本体は無事完成致しました。
”穴明き口金”を糸付けした後は、カタチを整える為に詰め物をして一晩寝かせます。  翌日にはしっかりカタチも記憶され革も落ち着くのですねぇ~
まるで一晩寝かせたカレーが熟成してより美味しくなるように  革も寝かせることで馴染んでいくのです。(気のせいか?)

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ガマグチ本体を寝かせている間に、革の付属品と保管袋を作ります。

革の付属品はピアスなどのアクセサリーを留めておくもの  この革にピアスを留めておけばなくなる心配もありません。
保管袋は今回、リボンを付けて・・・・・・
プレゼント用のお品物としてそのままお渡ししていただけます。  

あ~何とか間に合いました!


お客様が楽しみにお待ちです・・・・・・・・。

   


2010年8月16日月曜日

刺繍ガマグチの制作 ・ その4(穴明き口金)

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ご注文のガマグチ あともう少しです。
いよいよ最後の口金付け   いつもと同じ”穴明き口金”を使用します。
口金の大きさは内径10cmのちょっと大きめサイズ   色はアンティークゴールド

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裏地をセットした本体にこんな感じで口金を糸止めしていきます!
糸は2本どりで一針一針 返縫いで しっかり本体と口金を縫い付けていくのです!  何度も言いますが、私のガマグチ作りの”コダワリ”どころであります。

通常のガマグチは口金枠にボンド付けのみ。  しかし、この作りでは長い間使用している間に どうしても取れや外れなどの不良の原因になる為  Rebornのガマグチは”穴明き口金”を使ってしっかり糸付けするのです。


せっかくのプレゼントです  長くご愛用いただけるモノでありたいのです。





2010年8月14日土曜日

刺繍ガマグチの制作 ・ その3(本体組み立てと裏地)

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引き続き、ご注文のガマグチです。
ダーツのすくい縫いを済ませたら 次は底マチを縫い付けて本体を組み立てます。
ガマグチの組み立てはミシン仕立て     ズレないようにしっかり仮止めし、縫い線がブレないように注意しながら一気にミシン縫いします。
全体に切り込みを細かく入れてから 表に返し、ヘラを使ってカーブ線を表に押し出します。

プックリよい感じの膨らみができました!

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そしてこちらが裏地です。  いつも使用しているベルギー製のインテリア生地です。
片面にタック入りのチビポケットが2つ、ポケットは指輪などのアクセサリーなどを入れていただけるように付けました。

さて、いよいよ口金金具を付けていく作業です。

いつも通り、穴明きの口金を使用しますので  糸が切れたりたるんだりしないよう一針一針、注意をしながら加減を見ながらの根気のいる作業となります。



後、もう少しです・・・・・・・。




2010年8月13日金曜日

日々・・・・・。

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毎年お隣の庭から育ってくる”グリーン”   
この”グリーンカーテン”のおかげで強い西日をなんとか避けられていたのだが・・・・・・・   今年は何故かキッチンの窓には蔦って来てくれない・・・・・・何故なんだろう??   とっても残念でならない。
来年はいつもどおり”グリーンのカーテン”が育ってくれると良いなぁ

ガマグチの制作も少しずつ進んでいますが ここのところ身体がスッキリしない
久し振りに身体のメンテナンスに整体&カイロに行ってきました。
思った通り、かなりの疲労蓄積状態!  特に右肩は筋肉が固くなっていて関節の動きが悪くなっておりました。
自分では動かせない内側の関節を 先生はコキコキ動かし、解してくれました。(痛気持ち良い~)

先生に入浴の仕方や寝る姿勢? 日頃からストレッチをキチンとすること などなどetc  いつにも増して数々のアドバイス?(注意ですね。)を頂きましたぁ~
丁寧な施術のおかげで家に戻ってから一気に溜まっていた疲れが出てきて・・・・・・ ちょっとお昼寝、っのつもりが、すっかり熟睡モード。

結局、ほぼ何もしないまま夜もぐっすり熟睡! 気付けば朝~っの一日でありました。



朝からガマグチ制作に励んでおります。
昨日の分を取り返せねば・・・・・・・



しかし、先生って”神の手”だぁ~ 






2010年8月10日火曜日

刺繍ガマグチの制作 ・ その2(すくい縫いと刻印)

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ご注文のガマグチ、引き続きです。
4個を同時に流して制作中  刺繍が完成、次の作業のすくい縫いに掛かる為 ダーツ部分をカット

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後ろ側の中心に各お名前の刻印を打ちました。  
何だか面白いカタチですねぇ~ 

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準備が出来たところで刺繍側から”すくい縫い”
写真はまだカナヅチでカタチを整えていませんが・・・・・・・・  こんな感じで丸いカーブになります。
ダーツは全部で16箇所! 縫う距離が短いとは言え そう簡単な作業ではありません。

根気よく頑張らねば・・・・・・・。

お知らせ

8月18日~20日まで打ち合わせの為 静岡に帰省します。

また、先日完成しました名刺入れをHPのWebギャラリーに更新しました。 

詳しくはこちら→ 「鞄&小物のアトリエReborn」




 

2010年8月7日土曜日

刺繍ガマグチの制作 ・ その1(刺繍)

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次のご注文の準備に入りました。 
お客様は先日完成したシンプルな名刺入れとご一緒に こちらのガマグチを2個、ご注文下さいました。
そしてお客様のご友人の方からも2個、ご注文いただきまして  合計4個のガマグチ制作です。
ご注文での量産は今回が初めて (4個じゃぁ量産とは言いませんか?)

雑貨メーカーに入れる商品では同じもの幾つかお作りしますが  またちょっと違った緊張感です。
同じもの、同じ様に完成させなければなりませんね。  

一昨日から始めて昨晩までにようやく3個分の刺繍が完成
久し振りの細かい刺繍作業に 少し時間が掛かってしまいました。 まだ後1枚、刺繍が残っております・・・・・・・・

”久し振り”ってこともありますが あまりの暑さの為か? 
集中しての細かい作業に、長時間耐えられない身体になってしまったようで・・・・・・・・言い訳でしょうか・・・・・・・。

もう、暦の上では”立秋”なんですけどねぇ~
秋はまだまだ先のようです。








2010年8月6日金曜日

ご馳走様です・・・・・・・。

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毎日 暑い日が続いておりますねぇ~  皆様体調はいかがですか?
私は少しキツメの冷房に当たったせいか?少々風邪気味であります・・・・・がっ!  以前変らぬ食欲であります・・・・・・

有難いようなぁ~♪   残念なようなぁ~♪   気分です・・・・・・・・。

そんな私の状況を知ってか知らずか?  ここのところ美味しい頂き物が集まってきております。 
先日、打ち合わせにいらしたお客様に頂いたり 遊びに来た友人からのとか・・・・・
上京してきた知人からの手土産などなど    ”おやつタイム”はかなりの充実振りです!!
(知人からの頂き物で名古屋名物のウイロウは とっくにお腹の中に納まってしまいました。)

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これは昨日のおやつにいただいた バームクーヘン。  
お洒落な箱に入って、これまた一つ一つ丁寧に包装されたカットのバームクーヘンです。
お客様から頂いたフレーバーアイスティーと一緒にいただきました。  

ご馳走様です。 

皆様、いつもお気遣いありがとうございます・・・・・・。

  

制作&ダイエット、頑張ります・・・・・・・・。





2010年8月5日木曜日

ミネルバボックスの名刺入れ


ご注文の名刺入れ、無事完成いたしました。
今回はお名前の刻印がポイントの とってもシンプルなデザインです。

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内装は名刺入れの本体ポケット(マチ付き)に重ねポケットを付け、  カブセの裏にも補助のポケットを付けました。
使用した革はミネルバボックスのタバコ(チョコ)
オール革の裏張り   切り目本磨き仕上げとなります。

こちらの名刺入れは お母様からご子息様へのプレゼント!今はお仕事で海外勤務(現在はカナダ)されているそうです。 
前回の赴任先はロンドンで 新しいカナダの赴任先にこの秋遊びに行かれるとの事、 その時にプレゼントされるそうです。  
嬉しいですね、大切なプレゼントにお選びいただいて・・・・・・ ありがとうございます。

そしてもう一点、その奥様へのプレゼントもご依頼いただいております。

制作した小物たちが海外へ旅立ちますか・・・・・・・ 何だか不思議な気分であります。






2010年8月3日火曜日

名刺入れの制作

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今回もシンプルな名刺入れのご注文です。
制作過程は前回とほぼ同じな為  制作日誌はかなり端折っております。

写真は重ねポケット作り    裏革を張り合わせ  →  上下のカタチをカット  →  口を縫い合わせ  →  磨きの工程になります。

ポケットを乗せている台はコルク台   小物を磨く時なんかとっても便利ですョ。 
磨きはフノリ  →  サンドペーパー  →  フノリ  →  サンドペーパーを綺麗になるまで繰り返す作業
ちびっこのジャムビンに入っている透明な液体が”フノリ”です。  乾燥したフノリ(海草)を煮溶かして作ったもの
CMCとかトコノールと同じ役割です。

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カットした断面が綺麗に磨けたら 玉ネンを熱して縁に”化粧ネン”を引きます。
化粧ネンを引くことで革が引き締まって強くなります。

完成したポケットを本体ポケットに重ねて・・・・・・・組み立てていきます。
本日の完成が目標です!!

ポケット付ける前に 刻印、打っておこうかなぁ~・・・・・・・・
それとも全体のバランスを見てからにしようか?  



悩みます・・・・・・・。




 


2010年8月2日月曜日

第30回 日本革工芸展(応募要項のお知らせ)

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先日届いた革工芸展のお知らせです。

第30回日本革工芸展   会期  平成23年3月9日~3月13日 

                会場  東京芸術劇場展示ギャラリー (池袋)

応募要項   資格に制限は無し、革を主たる素材とした作品で自己の創作したものであること。

部門      A平面 (額装、パネル、タピストリー、鏡、その他) 

         B立体 (オブジェ、インテリア、人形、その他)

         C服飾 (バッグ、服、靴、その他)

応募日時   平成23年1月25日(火) 午前10時~午後4時(1日限り)

場所      東京鞄会館

         *当日持参できない場合は1月21日(金)までに(有)銀彩堂に託送

詳しい応募要項、及び出品申込書は 日本革工芸会事務局までお問い合わせ下さい。


私がこの工芸展を知ったのは丁度2年前  
その頃はまだ会社勤めをしながら鞄教室に通っていた時でして・・・・・・・・  手縫い鞄を習い始めてから1年半ぐらい経った時期でした。
残業して帰ってから毎晩1時間づつ、1ヶ月かけて刺した刺繍のトートBag  作りたくて夢中で作った鞄

何だかそのままにしておくには勿体無い気がしていたのですねぇ~  

そんな時 偶然出掛けた浅草橋の革屋さんで 「第28回革工芸展」の応募要項を見つけたのです。
この工芸展の為に制作していた訳でも、ましてや会員でも無かったけど  思い切って応募してみたのです。
当日、持込先の東京鞄会館に迷子になりながら時間ギリギリ辿り着いたのを懐かしく思い出します・・・・・・・・

そしてこれまた偶然にも棚からぼた餅・・・・・・賞を頂くことができました。
あれからまだ2年ですか・・・・・・もっと時間が経ったように思うのですが・・・・・・・・・
そんなものなのですね。


余談ですが・・・・・・・

この時鞄会館で見かけて印象に残っていた男性の方が その時の最優秀賞を受賞された方でした。