2019年9月27日金曜日
トートBagの修理・その4(持ち手作りと口巻き)
修理の続きです。
解体した「持ち手」に新しい革パーツを付けていきます。
まずはハギ合せ部分を”斜め漉き”して・・・・・
っで、ハギ合せるパーツがこちら!
周りは磨いて化粧ネンの仕上げも完了したパーツです。
ボンドで仮止めする前に、こんな風に「縫い穴」まで打っておきますョ。
それを元の「持ち手」に取り付けて・・・・・
プラスチック芯を包んでいきます!
ハイ、こんな感じでハギ合せが完了~
完成した「持ち手」を本体にしっかり取り付けていきます!
ちょうど合う太目の糸が無かったので、今回は2本取りで縫い合わせていきましたァ~
ハイ、こんな感じ・・・・・
2本取りの糸も問題ないようで良かったです。
そして最後の仕上げ「口巻き」に掛かります!
本体に「内布」をセットして、太幅の「口巻きテープ」をボンドで仮止めしたら・・・・・
こんな感じで縫い合わせていきますョ。
大きな鞄なので、口巻きの距離もいつもより随分長く感じましたが・・・・
無事、完成致しましたァ~
次回、打ち合わせ時にお持ちしますね。
もう少し、お待ち下さいませ・・・・・。
(喜んで頂けると嬉しいなァ~)
2019年9月24日火曜日
トートBagの修理・その3(芯張り&持ち手解体)
修理の続き・・・・・ 悩んでいた「芯」ですが、結局全部剥がして取り替えることに致しました!
これ、剥がした「芯」です。
っで、この剥がした芯を基に、サイズを測って新たな「芯材」をカットして・・・・・
ズレないように慎重に貼り付けていきます!
使っているのはシールタイプのものなので、張り直しが出来ないのですね・・・・・。
貼り方のポイントは、シールの裏紙を半分だけ残して置くこと!これ凄~く大事です。
まずは上半分を剥がし、上部をしっかり貼り付けてから残りの紙を剥がして・・・・・
下側を貼り付けていきます!
仕上げは「ローラー」でしっかり圧着して・・・・・
ハイ、こんな感じで「芯材」の張り直しが無事完了~
次は「持ち手」に進みます!
本体から外しておいた「持ち手」を、中心部分から糸を解いていきます。
「切り替え」位置まできたら、解いた糸をしっかり玉止めしておきますョ。
中を開くと、プラスチックのコードが入ってますね。
剣先ポイントから、切り替え部分までのサイズを測ってカット!しておきます。
これで「持ち手の解体」が完了~です。
引き続き、「持ち手作り」に取り掛かります!
後もう少し・・・・ 頑張りますョ。
2019年9月23日月曜日
革の手縫い鞄教室(9月21日)
一昨日のお教室から・・・・・・
まずはこちら”名刺入れ”が完成し、新しい課題作りに取り掛かりましたァ~
最後のお題は”ファスナー付きペンケース”です!
型紙を写したら、早速下準備・・・・ まずは型紙通りにカットしていきます!
パーツの「磨き」はお家で進めて下さいね。
っで、こちらが先ほど完成した”名刺入れ” 妹さんへのプレゼント。
お名前の刺繍も素敵に出来ましたね。
ちなみに開けるとこんな感じ・・・・・ お名前の刻印入りです。
きっと喜んで頂けますョ。 お疲れ様でしたァ~
そしてこちらはオリジナルの”ガマグチBag”を制作中~
試行錯誤した刺繍も・・・・・
ハイ、こんな感じに出来ましたァ~!!
かなり手を掛けた凝った刺繍になりましたね。あともうひとひねりできるかな?
口金に巻く、パーツを限りなく薄く漉いているところ・・・・
この日はちょっと「漉き機」のご機嫌が悪かったのかな? (中々上手く漉けませんでした。)
次回、刺繍の完成を楽しみにしていますね。(お疲れ様でした!)
そしてこちらもプレゼント用の”ミニトートBag”を制作中。
最後の組立てに取り掛かったところです!
次回、完成出来るかな? 楽しみですね。(お疲れ様でした!)
9月も後半になり、ようやく涼しくなってきましたね。
(最寄り駅からお教室に通うのも、ちょっとは楽になったでしょうか?)
土曜クラスの皆さん、今月もご参加 ありがとうございました!
次回も楽しみにお待ちしていますね~ (感謝!)
2019年9月20日金曜日
トートBagの修理・その2(コーナーパッチ)
修理の続きです。
型紙通りにコーナーの「当て革」をカットし、磨き処理したところ・・・・・
底側に付く半円型が4枚 本体側に付く扇型が4枚の計8枚
磨き→化粧ネンっと進んだら、最後に「縫い目打ち」をしておきます。
ハイ、準備終了~!!
「当て革」をするコーナー部分を作業がしやすいよう、縫い目を大まかに解いておきます。
(解いた糸もしっかり玉止めしておりますョ。)
まずは半円型のパーツを底にボンドで仮止めします!
続けてしっかり縫い合わせて・・・・・・
次に、本体側の扇型パーツをボンドで仮止め致します。
こんな感じ・・・・・
コーナーの形がハッキリしなかったので、貼り付けてから元の形に合わせてカットします!
っで、こちらもしっかり縫い合わせて・・・・・
最後に解いた部分を閉じ付けて、表側にひっくり返せば・・・・・
ハイ、こんな感じ~
小っちゃな「コーナーパッチ」が無事付きました!
角度を変えて見てみると、こんな感じ・・・・・
土台を残して厚みを付けているので、かなりしっかりした感じに仕上がりました。
引き続き、持ち手の修理に掛かります!
今日はどこまで進めますか・・・・・
頑張ります!!
2019年9月18日水曜日
トートBagの修理・その1(解体&型紙作り)
修理でお預かりしたプラダのトートBagです。
(すみません、また鞄の全体像を撮り忘れていますね。)
っで、直しの依頼は「持ち手」なんですけど・・・・・
鞄口とか・・・・・
持ち手の「糸切れ」とか・・・・・気になるところが盛り沢山!!
気心の知れた方なので、一緒に直してしまおうと思います。
まずは解体!
裏地を取り外してみると・・・・・こんな感じ・・・・
補強用の芯材が見事に剥がれてきてますねェ~
底の厚紙は見事に全取れ状態でした・・・・・。
ひっくり返してこんな感じ・・・・・・。
この芯、どうしようか??? 全て張り替えるか・・・・ 思案中です。
芯のことはまた後程 考えるとして
当て革は、一番近しい色の革(焦げ茶)こちらで進めていきます!
まずは「底角」の当て革用の型紙を起こします!
コーナーのサイズを測って、大体の感じでカーブ線を描いて・・・・・持ち手などのパーツと一緒にカット!していきますョ。
さてさて、どんな感じになりますか?
早速、進めて参ります!
問題の「芯」は、まだ保留中~
進めながら考えます。
2019年9月10日火曜日
SINGERミシン188「返し縫いレバー」の修理
長年愛用しているシンガーの職業用ミシン 洋裁学校入学後、すぐに購入したものです。
かれこれ○十年、静岡から東京、その後4回の引っ越しで「足踏みミシン」からモーター使用に改造し、共に静岡に戻って参りました!
「足踏みミシン」って・・・・ 時代が昔過ぎる・・・・
こちらがその年代もののミシン 今では往年の名品と言われております。
っで、どこがイケないかって言うと、ダイヤルの下にある「黒いレバー」部分
下がったまま戻らなくなってしまいました!
これ「返し縫いレバー」で、方向を変えず直線縫いをしたまま 「レバー」を押すとバックして、放すとまた直線縫いに・・・・・ 自動で返し縫いしてくれる便利なレバーです。
自力で何とか直せないものかと・・・・・ もちろん修理なんてしたことは無いですけどね。
取りあえず、ネジを外して構造を見て仕組みを研究致します!
ちなみにここは「下糸巻き部分」ホコリが溜っていたので ついでにお掃除しておきますョ。
下がったレバーがこちら、ネジ止めではないので思い切って引っ張ると・・・・・
一緒に何かが外れる感触が!! でも見えないので何が外れたのか・・・・・(不安)
まさぐって、見つけたスプリング?
さて、これはどこに付いていたんでしょうかね・・・・・・(ますます不安)
格闘すること2時間半! よやく構造が解ってきましたョ。
スプリングの丸まったところを、上部連結金具の尖ったところに引っかけて・・・・・
スプリング下を「ミシン本体」の穴に引っかける!
解体する前に、下部分の状態をチラッと記憶していたので助かりましたァ~
これで直っているはず・・・・・確認してみます。
ワ~い、レバーが戻ってるゥ~!!
レバーを押して、放すとバネの力で戻りますね!!
やったー、自力で直りましたァ~~
またこれで、ストレス無く「ミシン仕事」ができますね!(嬉しい!)
以前、モーターに改造するときに”ミシン屋さん”に、絶対手放してはいけないって言われたミシン。
これで、またミシンの寿命が延びたかな?
追記
ネットで色々調べて知ったのは、中古の同型ミシン 現在2万円位でした。
まだまだ値段が付くのか・・・・・。
凄いなァ~~
かれこれ○十年、静岡から東京、その後4回の引っ越しで「足踏みミシン」からモーター使用に改造し、共に静岡に戻って参りました!
「足踏みミシン」って・・・・ 時代が昔過ぎる・・・・
こちらがその年代もののミシン 今では往年の名品と言われております。
っで、どこがイケないかって言うと、ダイヤルの下にある「黒いレバー」部分
下がったまま戻らなくなってしまいました!
これ「返し縫いレバー」で、方向を変えず直線縫いをしたまま 「レバー」を押すとバックして、放すとまた直線縫いに・・・・・ 自動で返し縫いしてくれる便利なレバーです。
自力で何とか直せないものかと・・・・・ もちろん修理なんてしたことは無いですけどね。
取りあえず、ネジを外して構造を見て仕組みを研究致します!
ちなみにここは「下糸巻き部分」ホコリが溜っていたので ついでにお掃除しておきますョ。
どうも上ではないようで、台から外して底から見てみます!
下がったレバーがこちら、ネジ止めではないので思い切って引っ張ると・・・・・
一緒に何かが外れる感触が!! でも見えないので何が外れたのか・・・・・(不安)
まさぐって、見つけたスプリング?
さて、これはどこに付いていたんでしょうかね・・・・・・(ますます不安)
格闘すること2時間半! よやく構造が解ってきましたョ。
スプリングの丸まったところを、上部連結金具の尖ったところに引っかけて・・・・・
スプリング下を「ミシン本体」の穴に引っかける!
解体する前に、下部分の状態をチラッと記憶していたので助かりましたァ~
これで直っているはず・・・・・確認してみます。
ワ~い、レバーが戻ってるゥ~!!
レバーを押して、放すとバネの力で戻りますね!!
やったー、自力で直りましたァ~~
またこれで、ストレス無く「ミシン仕事」ができますね!(嬉しい!)
以前、モーターに改造するときに”ミシン屋さん”に、絶対手放してはいけないって言われたミシン。
これで、またミシンの寿命が延びたかな?
追記
ネットで色々調べて知ったのは、中古の同型ミシン 現在2万円位でした。
まだまだ値段が付くのか・・・・・。
凄いなァ~~
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