2013年6月30日日曜日

休日の散策



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毎朝の散歩コースで見つけた告知のポスター
早速金曜日の夕方に、この「ベトナム水上人形劇」を目当てに出掛けてみました・・・・・・がっ!
あまりの人の多さに早々退散~  
翌日の朝刊でゆっくり記事を拝見いたしました・・・・・・ (なるほど、こんなこと、してたのね・・・・・・・。)

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ベトナムの人形劇は観賞できなかったけど、帰り道でピンクハートのプードルに出会いましたァ~
遠くからだと、何か付けているのかと思ったんですけどね、近くで確認すると・・・・・  本物?でした!!
ちなみに・・・・・ 黒い子は・・・・  そのままでした。

金、土曜日の夜は花火も上がって、ちょっとした盛り上がりでしたョ

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そしてこちらは中央図書館のお隣にある ”プティ・パリス”
本日早朝、本を返しに出掛けた図書館の帰り道でパチリ!
以前から気になってます。  いったいどんなメニューがあるのかしら?

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中庭のようになっているのでしょうか?
今朝方降った雨のおかげで、緑も生き生きしております。


ちょっと飛ばしすぎた2週間
ここ数日、集中力に問題が・・・・・・・ なので 思い切って、少しノンビリさせていただきました。


明日からまた、頑張ります。


Bagも修理のベルトも、あともう少しです。








2013年6月26日水曜日

フォーマルBagの制作 ・ その12(裏地&ポケット)



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昨晩からの続き・・・・・    昨日は時間をちょっと延長して、きりが良いカブセの取り付けまで頑張ってみました。
一番メインの部分、無事に取り付けが終ってよかったです。

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こちらが取り付け部分の後ろ側
飾り枠まで付いているので、カブセの厚みは結構あります。
こうゆう重たいものを縫い合わせる時は、 ”馬” には挟まずにそのまま寝かせて縫っていくと、パーツの重さでズレることもなく、きれいに取り付けることができます。

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そしてこちら、本日午前中に作っていた裏地のポケット
今回はお客様のリクエストで、前後の側面2箇所に大小のポケットが付きます。

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作った裏地&ポケットは、本体見返しと接ぎ合わせ
写真は、磨きの処理をして縫い目を開けた見返しに、裏地をボンドで仮止めしたところ・・・・・・

この後 縫い合わせをし、本体に裏地をセットします!


マチとの組み立てまであと少し
このまま進めて、本日は底の当て革の取り付けまで頑張ります。








フォーマルBagの制作 ・ その11(組み立て下準備)



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フォーマルBagの続き・・・・・    本体の組み立てに取り掛かれるよう、色々こまかな作業に入りました。
写真は底に付く補強用の当て革
両側の裁断面を磨いて仕上げをしたパーツに、菱目打ちを使って縫い目をあけたところ・・・・・

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こちらが、当て革の片端・・・・・ 端から少し間隔が空いているのがわかるでしょうか?
カタチを整えるカットがある場合は、こんな風に間隔を空けて縫い合わせていくのですね。
揃えるカットで、縫い糸を切ってしまったら大変ですから・・・・・・
最後の工程まで考えて、縫い位置を決めていきます。

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こちらは当て革が付く、本体の底部分・・・・・・  細かなパーツを付ける前に、銀面を荒らしておきます。
ボンド付けはまだ少し先の工程ですが、本体が平らで扱い易いうちに、処理しておくと後々の作業が楽チンなのです。

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次に、バックル付きの連結ベルトを取り付けていきます。
写真は本体に差込口を開けて、縫い目を打った状態の本体です。
同じ差込口が合計4箇所・・・・・   どんな感じになるかっというと・・・・・・

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 ハイ、こんな感じに差し込まれるのですね。

  

この後、この縫い目をしっかり止めつけていきます!

連結ベルトがつけば、いよいよ本体の組み立てにはいりますョ~



さてさて、ベルトを付けながら 

次の工程手順をイメトレ(イメージトレーニング)しなければいけません。

  

今回はちょっと複雑なのでね、まずはイメトレが大事なのです。










2013年6月25日火曜日

フォーマルBagの制作 ・ その10(バックル付け)



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ご注文のBag 、昨日の続きです。
写真はバックルが付く、短い連結ベルトを作っているところ・・・・・
表と裏にボンドを伸ばし、裏をちょっとずらして張り合わせています。

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しっかり張り合わせたら、型紙どおり余分な革をカットしてカタチを整えます。
ハイ、こんな感じにスッキリしましたねェ~

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次にバックルをセットできるよう、突きノミを使って位置に開き口を作ります。
そして縫い線を引いて、縫い穴を開けて・・・・・・  いつもならここで縫いに入るのですが・・・・・・
バックルをセットするので、今回は先に磨いて化粧ネンまで引いてしまいます。

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途中でバックルをセットしながら縫い進めると・・・・・  
ハイ、こんな感じでバックルが付きましたァ~


このバックル付け、簡単に付けようと思えば、かなり簡単に付けることが出来ますが

私は面倒でもいつもこのやり方・・・・・

何処が違うか?

量産品の場合、バックルに通した両サイドの部分は、縫い目が無いのですね。

つまり、和にした後ろ端が、表側の縫い目と一緒にちょこっと止まっている状態で終わり

これがちょっと好きではないので・・・・  (いずれボンドが剥れてしまうので)

  

手間はかかりますが、この方が長持ちするのですョ。








2013年6月24日月曜日

フォーマルBagの制作 ・ その9(カブセのマグネット付け)



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昨日の続き・・・・・  。  
こちらカブセ裏側に付けた、凸のマグネット  
突きノミであけた口に、マグネットのツメを差し込んところです。

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そしてこちらがマグネットの裏の状態
差し込んだツメに受けのプレートを噛ませ、ツメが抜けないように開いて取り付けます。

カブセ裏にマグネット凸が付いたら、カブセ本体にボンドで仮止め

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こちらがボンドで貼り付けしたもの・・・・・・
外回りの余分な革を斜刃を使ってカットしているところです。

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ハイ、こんな感じ~  ぐるっとカットして、これで型紙どおりのカブセになりました!

後はカットした外回りを、しっかり縫い合わせていけば カブセパーツの完成です。


その他組み立てに必要な 細かいパーツを作っております。
例えば 連結のベルトっとか・・・・・・



組み立て前の下準備作業が続きます・・・・・・・。







2013年6月23日日曜日

フォーマルBagの制作 ・ その8(マグネット付け)



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ご注文のフォーマルBag続いてます。
待ちかねていた金具が、昨晩ようやく届きました!  
早速カブセや本体に付く、留めのマグネット付けに掛かります。

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こちらが今回使うマグネットで、 厚みがあるタイプ
薄型のもっと軽い感じのマグネットもありますが、個人的にはこのタイプが好みであります。
特にカブセに付ける場合はいつも ”コレ” です。

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まずは本体に ”力釦” のように、丸く抜いた共革を縫いつけます。
次に、マグネットのツメを差し込む位置に、突きノミを使って穴を開けておきます。

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ハイ、こんな感じで マグネット凹の金具を差し込みます。
しっかり差し込んだら、セットになっている受け金具を裏にめ込み、ツメを開いて(折って)固定!
これでしっかり付きましたァ~

ちなみに・・・・・  
被せてあるブルーのキャップは、金具が傷つかないようについている保護カバーです。


次は、カブセの裏側に付く 凸のマグネット付けです。
同様に共革のパーツを付けて、力が掛かっても革が負けないように補強します。

  

さてさて、今日はどこまで進みますやら・・・・・・・









2013年6月22日土曜日

革の手縫い鞄教室(6月21日)



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本日午前中のレッスン。
各自、名刺入れとガマグチの制作に集中しております。

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こちらは先週の名刺入れの様子・・・・・・   本体の組み立てに掛かるところ
まずはボンドで仮止めの状態です。

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下準備が出来たところで、 ”馬” に挟んで縫いに掛かります。
この名刺入れ、ちょっと無理すれば 継ぎ糸なしで一気に縫うことができるのですが、無理して一気にいこうとすると・・・・・・・  
そう、糸を長~く しておかないと駄目なのです。
長くすると糸が絡まりやすくて、縫う時間も掛かってしまいます。 
ならば継ぎ目をつくるか?  これは好き好きですので、どちらが正しいとかではありません。

ちなみに、今回は糸を長くしています!

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そしてこちらはガマグチ
中表で縫い合わせた本体を、表側に返し 角ベラを使ってカタチを整えてるところ
使い方は、縫い目に角ベラを押し付け、強く擦るような感じでカタチ作ります。

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カタチが出来たら、口金にしっかり糸で縫いつけていきます。
通常の口金と違い、 ”穴明き口金” を使っているので、金具が外れる心配もありません!



今日は台風の為、昨晩から強風で雨模様
もうすぐ一年を迎える手縫い教室でも、金曜日のレッスン日に雨が降るのは初めてでした。


”晴れ女”の都市伝説も、台風には敵いませんでしたね



次回は、晴れますように・・・・・・・。







  


2013年6月20日木曜日

フォーマルBagの制作 ・ その7(飾りパーツ)



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フォーマルBagの続き・・・・・ 。
八方塞から脱出すべく、まとまらない考えを無視して作った飾りのパーツです。
まったく決まりのない、ランダムなビーズの配置・・・・・ 
まぁ、まとまらない考えだから 仕方ないのでしょうか?

でもこれは、これ!  
見ようによっては 花芯に見えなくも無いし・・・・・・
結構 気に入っております。

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っでもって、思い切って カブセに取り付けてみましたァ~
ハイ、こんな感じ!  不思議と馴染んでおりますねェ


考えてもまとまらない時は、取り合えず手を動かしてみる!
結局いつもここに行き着くのですね。
(何とかまとまって、良かったです。)

 

さて、頼んだ金具が早く届かないかなぁ・・・・・・

明日かな? それとも明後日かなぁ?







2013年6月19日水曜日

フォーマルBagの制作 ・ その6(本体パーツ作り)



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ご注文のフォーマルBag、続いてます。
今日は各パーツ作りから始めることに、理由はちょっと頭の中を整理するため・・・・・・。
カブセの飾りがどーも上手くいかないので、他の作業を進めながらの時間稼ぎなのですね。
写真は折マチを粗裁ちしているところ

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粗裁ちしたパーツを丁度よい厚みに漉いて、表裏2枚をボンドで張り合わせます。
張り合わせたらしっかり圧着!

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圧着したパーツに型紙を重ねて、余分な革をカットします。
後は、口部分を縫い合わせておけば 折マチのパーツの完成~
本体組み立てまで一休み・・・・・・

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次に横マチのパーツを作ります。
写真はマチの見返しで、この見返しには裏地のジャガード生地がつくので、下側に縫い目を作っておきます。

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ハイ、こんな感じに接ぎ合わせるのですね。
写真は取り合えずボンドで仮止めしたところです。


続々っと本体のパーツが出来ておりますが、まだちょっと良いアイディアが浮かばない・・・・・・・
カブセが完成しないと、本体も組み立てられないし・・・・・  困ったなぁ・・・・・・・


ならば持ち手に進もうか? っと思っても  頼んだ金具が届かない・・・・

  

う~ん  八方塞ってところでしょうか?






2013年6月17日月曜日

池田重子 コレクション ・ 「髪飾り」



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先週の日曜日、図書館で借りてきた本。   池田重子さんのコレクションが収められているものです。
実はこの本、以前から目を付けていた? 本でして・・・・・・
ようやく借りることができました。
表紙の髪飾りは、白と黒のべっ甲を花と葉にデザインし、繊細で美しい細工が施されております。

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レース模様のかんざしは、プラチナを使って アールヌーボー風なデザイン。
拡大写真を見ると、真珠枠をミルグレンで飾っており、細部まで手の込んだ細工になっています。

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こんな可愛らしいかんざしも・・・・・・・   天然石は紅サンゴです。

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こちらはべっ甲と螺鈿細工の組み合わせ・・・・・・

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そしてこちらは、彫金を施したかんざしです。

こんな小さな世界に、なんと細かな作業!!  本当にびっくりしてしまいます。




いつかこんなステキな鞄を作ってみたいものです・・・・・・








2013年6月16日日曜日

フォーマルBgaの制作 ・ その5(椿のアップリケ)



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ご注文のフォーマルBagの続き・・・・・・
朝からカブセの細工に掛かりました。
数時間かかってようやく片側の椿がほぼ完成!

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ハイ、こちらが椿にアップリケ!
花芯にマットなビーズを施しましたァ~  いかがでしょうか?
そしてここまでアップリケがついたら・・・・・・

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カブセの飾り枠を縫い付けます。 
飾り枠が付いたら、最後の1枚、葉っぱのパーツをアップリケすれば 片側の椿が完成です。

さて、椿のアップリケを作りながら 中心の飾りを考えております。
(実はちょっと考えはあるのでうけどね・・・・・  )


以前買っておいた ”アレ” を使用して飾ってみようと思います。



上手くいきますように・・・・・・







2013年6月15日土曜日

ショルダーベルトの修理 ・ その1(金具の取り外し)



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先日、フォーマルBagのご注文と一緒にお預かりしたショルダーBag。  イタリア旅行で購入した思い出のBagだそうです。 
かれこれ20年以上前のものですが、状態はなかなか良いですね。

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Bag本体の状態は問題ありませんが・・・・・・・
ハイ、こちら!  ショルダーベルトの継ぎ目が剥れて、中芯の厚紙が見えてます。 
しかも、厚紙もボロボロになってますねェ~
修理の依頼はこちらのベルトの取替え    しかし、肝心のベルトは金具にしっかり挟みこまれ、尚且つその金具は本体にツメ止めされていて、ベルトが取り外せない!

なので、まずは金具の取り外しの為、マチの口を解いていくことに・・・・・・

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こちらがマチの口部分
この縫い糸を外して・・・・・・   口を開くと・・・・・・・

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こんな感じで金具がツメ止めされておりましたァ~
しっかり頑丈なツメです!

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頑丈なツメを壊さないよおうに慎重にツメを立てて、ベルトごと本体から取り外します!
何とか綺麗に外れました。


っと今日はここまで。
実はこれ、午前中のお教室が始まる前の待ち時間に、チョコチョコっと進めたものでした。
なので、修理はここまで・・・・・・・


また、時間が空いた時に チョコチョコっと進めていきたいと思います。


いつも思うことですが、イタリアの鞄って・・・・・・
やっぱデザインが考えられているなぁ~ 
洗練されているって言うのでしょうか?



見習わなければいけませんね・・・・・・・。