2014年11月20日木曜日

ベルトの制作・その4(貼り合せ&仕上げ作業)



昨日の続きから・・・・・
長いベルトの貼り合せが完了~  表と裏の間に中芯を挟んだ3枚仕立てになります。
編み込みなのでね、一応伸びとか心配ですから、伸び対策で芯を挟みました。


写真は、貼り合せた両サイドの断面をしっかり圧着する為、ローラーを掛けているところです。
編みテープがあるので、今回はカナヅチではなく久し振りにローラーを使いました。


しっかり圧着できたら、写真のようにベルトの幅をカットしてカタチを整えるます。


綺麗に仕上げる為には、一回でカットできるよう革包丁はしっかり切れるものを使用するのがベスト!
その方が磨き作業が簡単に済みますのでね。


剣先はこんな風に、「押切り」して少しずつカーブを作っていきます。
革が厚い場合はこのようにしてカタチを整えます。


次にネジネンで縫い線を引いたら、菱目打ち縫い目を打っていきます!  (やっぱりベルトは距離があるなァ~ )
”目”が打てたら、頑張って縫い合わせです!


全部縫い終わったら、最後に磨き作業
写真は台を使い断面を磨いております!  ちなみに上側が磨いた部分で、下側はまだの部分です。


長い長い距離、いつもの何倍も磨いていきます。
磨きが終わったら、締めの”化粧ネン”を引いて・・・・・  完成~っとなります!


まだまだ磨きの途中ですが、本日中の完成を目指します!


これで何とか、お約束の期日には間に合いますね・・・・・。