2014年8月26日火曜日
革ポーチの制作・その10(裁断&革漉き)
ご注文のポーチ、いよいよ制作に掛かりました!
まずは裁断から・・・・・ ミネルバボックスのタバコ(チョコ)を使用、裁断台に革を広げて大まかに型紙を並べたところです。
取り位置が決まったとこで、革漉きを行うパーツは粗裁ち
そのままの厚みで使用するパーツは写した型紙線に沿ってカットしていきます。
そしてやっぱり問題なのが ”コーナー飾り” のこのパーツ・・・・・・
型紙作りでも苦労したものは、全ての工程で手が掛かります。
今回は漉きの工程、他とはちょっと違う漉き方にしてみようと考えております。
ちなみにこちらが漉く前の裏側・・・・・・ 何にもしていない状態の革です。
ボールペンで直線が書いてありますが、これはここが漉きの境目となる目印(一応ですけどね)
っでもって、漉き機の厚みを調節して 境目を意識しながら漉いていきます!
ちなみに、斜め漉きではなく ”平漉き”
パーツを漉いたら、型紙通りにカットします!
裏に返すと・・・・・・ ハイ、こんな状態~ しっかり段差が付いております。
型紙と合わせると・・・・・ ハイ、バッチリ型紙と同じように段差が出来ましたァ~
この段差部分は、上側が前ポケットと重なる ”コーナー飾り” で、下側が ”本体底” になる部分です。
できるだけシャープな感じ?(スッキリかな?)に仕上げたいので、重なる部分の厚みを調節したのですね。
まぁ、頭の中でのイメージですが ”段差” がポイントになるような気が? 致します。
本当にあくまでも 「思いつき」っていいましょうか・・・・・
この「思いつき」がピッタリはまってくれると 良いのですが・・・・・
さて、このままコーナー刺繍に進んでいきたいと思います!
どんな感じになるのやら・・・・・ 今から楽しみですね。