引き続き、ご注文のお財布です。 一日掛けて下準備が終了!裁断、革漉き、各パーツ磨きなどなど・・・・・・・・ 今日はこのパーツの縫い合わせに入ります。
まずは、小銭入れの仕切り作り。 革を2枚張り合わせて作りますが、なるべく薄く仕上げたい為、極限まで漉きます。
上が元の厚み1.7~1.8mm位で 下が仕切り用に薄く漉いた革 これで厚みが0.3mm位です。
ちなみに、コピー紙は0.08mm位ですね、丁度コピー紙が4枚弱って感じです。 これを2枚作り、ボンドでしっかり張り合わせます。
張り合わせたらローラーでしっかり圧着! 面白がって力を入れすぎると革が伸びますのでご注意を・・・・・・・
張り合わせた革をパターンサイズにカットします。
こんな感じに両面が表革で、断面を磨いていけば一枚の革のように見えるのです。2枚あわせた厚みはボンド層が加わり計0.7mmとなりました。
革を張り合わせて使用するのはとっても贅沢な作り方。
市販のものは大概ビニールレザーなどを張り合わせていますから・・・・・・・。でも、革をギリギリまで漉くのも至難の業です。 小物作りにはこうゆう平漉きが多くなりますが、毎回、必ず一回は失敗してしまいます・・・・・・・
かなり気をつけているのですがね、ほんのちょっと気が緩んだ瞬間です・・・・・・進歩がないですね~
さてさて、今日はどこまで進みますか?
明日中の完成を目指しておりますが・・・・・こればっかりは、何が起るかわかりませんのでね・・・・・・・順調に進むと、また、いつもの癖がでてきますから
お客様には内緒ですけど・・・・・・