2010年3月8日月曜日

二つ折れ財布の制作・その2(裁断)

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ご注文の紳士用のお財布    帰省前に型紙まで済ませておいたものです。いよいよ制作に掛かります!
打ち合わせした資料と送っていただいたご主人様の写真をもう一度確認   今日からご主人の姿をず~っとイメージしながらの作業となります。 
それってちょっと”変”ですか?   いえいえ、私はいたって普通の人間ですので・・・・・・ご安心を・・・・・・。
最初は気付かなかったけど対面のご注文が増えていくにつれ、無意識にそうなっておりました。だからなのか?次のご注文に入る前のインターバルが長いのですね~困ったものです。

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今回はミネルバボックスのネロ(黒)   裁断前にシボの感じを確認します。   自然にできた風合いがボックスの特徴、シボの感じも部分的にまったく違う表情です。 紳士はこのぐらいの大きなシボが力強い感じがでて良いですね、この部分を本体表に使用することにします!

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向かって左が裏張りに使用する革、右の表に比べるとシボの無いところとかシボの表情も違いますね
こうゆう部分は裏張りやあまり目立たないところに使用します。

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大体、メインパーツの荒裁ちが終了! これで20パーツ   全部でパーツは幾つあるのだろうか?数えると制作意欲が半減するので辞めておきます・・・・・。お財布は鞄よりパーツ数が多いですね~
次は、それぞれに革の厚みを漉いて調整していきます。表と裏では厚みもそれぞれ違いますのでね、間違えないように要注意です!

こちらのブログにお引越ししてから丁度1ヶ月が経ちました。 最初は色々戸惑いましたが、ようやく慣れてきたところです。
以前のように どなたにご訪問いただいているのかさっぱり判らない状況ですが、それもまた落ち着いてブログができる良い点だと思います。

そして何故か?以前より遊びに覘いてくださる方が増えております。何故なんだろ~とっても不思議です・・・・が、本当にありがとうございます。とっても嬉しいですね~♪


これを励みに、また気ままに更新してまいります・・・・・・。