2010年3月10日水曜日

二つ折れ財布の制作・その4(小銭入れ)



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昨日の続きです。 カットした仕切りを縫い合わせた後、フノリで磨いてます。
ビンに入っている液体がフノリを煮溶かしたものです。  フノリは海草なのでこれを舐めても害はないのですよ もちろん 舐めたことはありませんが・・・・・。たくさん作ってこうして小さいビンに詰めて冷凍保存しておきます  普段は冷蔵庫に保管しておかないと腐ってしまうものなのですね

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同様の手順で仕切りを挟むマチを作ります。  マチは細かなカーブ線、こうゆう時は斜刃を使ってカットしていくと綺麗にカーブ線が描けます。 有って便利な道具の一つでありますね あとは革用のカナヅチも必要かなぁ~

こうしたマチを2枚作り仕切りを挟み込むと・・・・・

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こんな感じに小銭入れの仕切りが完成です!
っでもってこれを組み立てていくと・・・・・

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こんな風に小銭入れも完成しております。 今回、一番の難関部分 昨日必死に作っていてすっかり作業写真を撮り忘れてしまいまして・・・・・中はちょっとしたサプライズなので表部分だけでご勘弁下さい。
ここまでが昨日までの作業、朝から本体の仕上げに入ってます。

予定通り何とか本日中に完成できそうでホッとしておりますが、仕上げの作業はどれも失敗が許されません!
お財布や手帳カバー、カード入れなど規定のカタチやサイズがあるものは特に仕上げのカットが緊張するのです。曲がらないよう、カット面が綺麗にみえるよう   包丁の傾きや当て方など手加減に気をつけながらの繊細で力のいる作業です。 慎重に慎重に進めていきます。


今晩、お客様に完成画像をお送りして  そこでちょっとしたサプライズをご報告させていただきます。

また、事後報告ですが・・・・・。喜んでいただけると嬉しいなぁ~