2014年6月23日月曜日

指ぬきの制作・その1(型紙作り)


かれこれ、7年ほど愛用している革の指ぬき   もうかなりボロボロです。
革に刺繍やアップリケなど、細かな細工の縫いをするときには必ず使う必需品! 
この指ぬきが無いと、痛くて針の抜き差しが出来ないのですね。


右利きの私は こんな風に右手中指にはめ、中指の側面に針の頭を付けて押し出します。(主な使い方)

ちなみにこの”指ぬき” 革刺繍を初めた頃、手芸屋さんで見つけた市販品なのですね・・・・・
そこで、「まぁ、革なら作ってみようか?」 ってことで 初めての指ぬき作りに挑戦することに致しましたァ~


まずは型紙作りから・・・・   指ぬきのサイズを測り、適当な大きさの画用紙を用意
写真のように、中心線を丸ギリで引いて折り線を作ります。(この中心なども目分量でOK!)
次に、横の中心線も同様に作ります。


まず、画用紙を横半分に折って、測ったサイズを基準(参考)にし ”高さ”を引きます。
次に指入れ口になる幅を、革の厚みなどを考慮してサイズを決めます。
幅が決まったら、中心線から半分に振り分け幅線を引き、そのあと指先のカーブ線を描いていきます。

次に、写真のように画用紙を半分に折ったまま、2枚一緒に描いた線をカッターでカットしていきます。


次に、折っていた画用紙を開き、写真のようにもう1つの折り線を半分に折って、先ほど描いたカーブを反対側に写します。
ズレないようにこちらもカッターでカット!


最後に”高さ”をカットすれば・・・・・
ハイ、こんな感じに型紙が完成~   ちょっと面白いカタチになりましたョ。


この後、裁断&縫い合わせで、型紙から1時間ぐらいで1つ目は完成致しました。
っがしかし・・・・・ フィット感がちょっと・・・・ 
それからいくつか作り直した次第です。


実はこの指ぬき、20日の教室に間に合わせようと、19日に制作したものです。
(無事、4つ目で完成しております。)

革刺繍に苦労していた生徒さんにも 翌日 教室で1つ作って頂きました。



活躍してくれると良いなァ~ (気づくのが遅くて、すみません!)