2010年4月29日木曜日

リバティプリントのBag制作・その6(持ち手の三つ編み)


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最後のパーツ、持ち手の三つ編みベルトです。
今回の持ち手はサイドで前後を剥ぎ合せるデザイン   これが意外と難問でした・・・・・
いつも通りに三つ編みベルト本体は一本仕上げ、でもこのデザインではサイドの見返しも兼ねておりまして・・・・・

いつもの持ち手の仕様とちょっと違う。  パーツの時点でサイドをつなげて輪にしたいところですが そうしてしまうと三つ編みが編めない・・・・・  デザインの時点で気が付かなかったことでした・・・・・・。

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解決方法は、まずは持ち手を別々に2本三つ編みを作ってから   サイドを剥ぎ合せることに
先ほど1本目が完成です。  この三つ編みベルト、カットしたところは全て縫っている為 1本作るのに実質2.5本分の手間がかかります。  
革を張り合わせてオシマイ!ってすれば簡単なのですが、それは・・・・・・・
また作業の効率を考えると 1cm幅を中心一本縫いでもよいのでしょうが・・・・・・
手間は掛かりますが手抜きはせずに  切り込んだところの外枠全てを手縫いし、磨きます。 

オーダー鞄、手間と時間を惜しんではいけませんので・・・・・・。

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1本できたところでBagに当ててみました。
完成のイメージができましたね! 後もう1本、頑張ります!

結局、この持ち手の手順が判明したのは お客様にご連絡した後のことでした。
時間を詰めようにもどうにもならずに 再度ご連絡し発送日を一日伸ばしていただきました・・・・・・・


詰めが甘いな、自分!     反省しております・・・・・・。


気を引き締めて、午後から残りのもう1本に掛かります。

しかし、のどかな休日だなぁ  

朝から”猫踏んじゃった”のピアノ演奏が延々と続いております・・・・・・・。
え~っと そろそろ違う楽曲もお願いします・・・・・・・。