ご注文のキーケース、仕上げに入りました。
写真は後ろポケットと内側金具付け用のベルト?っとでも言うのでしょうか? 革の重なりが一番多い箇所を磨いております。パッと見、本体の革+ベルトの厚みだけに感じますが、実際は後ろ側だけで4枚の革が重なっています。
より重なりを感じ無い様に 今回は染色して革の層を消しました。
染色 → 磨き っが終了後 玉ネンを熱して”化粧ネン”を引いていきます。
私が使っているのは1.5mm幅の玉ネン。
こういった革の道具は作り手の好みで 色々加工されており、市販の道具をそのまま使用することはほとんどありません。 私ももう1本、小回りのきく玉ネンを加工中でありまして・・・・・・・・・手に馴染む道具を作るまでにはちょっと時間が掛かります。
最後に、お客様のお名前を”刻印”して・・・・・・・・・・・
キーケースの完成です!
いつものように、昨晩きちんと”寝かせて”おきました。
一晩で革も馴染み、もうすっかりキーケースの顔になっております。後は保管袋を作って・・・・・・・・・お客様のところに旅立ちの準備。
気に入っていただけると嬉しいですね。