2016年12月30日金曜日

二つ折り財布の制作・その10(留めベルト)


昨日の作業になります。
メインの”メッシュ編み”に進む前に、”留めベルト”を作ることに致しました。

難しいことは後回し・・・・・・  いけませんね。


型紙を写したら、今回は「ハサミ」でカットしていきます!
ほぼ曲線の型紙、とてもとても革包丁では綺麗にカット出来ないカタチですからね。
難しいカタチは、こうして「ハサミ」を使うと便利です。


ハイ、こんな感じ・・・・・ 表と裏の2枚


切った断面は、”磨き”処理をして”化粧ネン”を引いておきます。


次に、側面に施す”パイピングテープ”を作ります。
写真は、外回りの長さで「輪」にした革テープ


それを半分に折って、ボンドで仮止め致します!
写真は、「ローラー」を使って”パイピングテープ”を整えているところ・・・・・・
折った端っこを2mm残し、縫い代になる5mmに「ローラー」を掛けていきます。
こうすることで、表に出る2mmは潰れずに、縫い代側は薄くなるのですね。


次に、縫い代に4mmほどの”切り込み”を細かく入れていきます。
”切り込み”を入れることで、テープが綺麗に収まり扱いやすくなるのです。


まずは、表側にセット!


そしてスナップが付いた裏側をセット!
”パイピングテープ”をセットして出来た「段差」は、”芯”を貼って解消しておきます。

これで”留めベルト”のパーツが完成~致しました!!
取り付けの続きは、表本体の最後の仕上げになります。


なので、”後回し”にしていた難しい作業 ”メッシュ編み”に掛からなければいけません。


え~っ、実は一度、挑戦していたのですが・・・・・・
イメージとは違った出来上がりになってしまったのですね。


なので、気分を変えて別のこと(ベルト作り)に取り組んだのです。


また、違った方法で”メッシュ編み” 挑戦したいと思います!



今度こそ・・・・・  

上手く出来ると良いなァ~