2016年11月24日木曜日
長財布の制作・その6(小銭入れのパーツ作り)
ご注文の続きです。
予定通り ”小銭入れ”から進めて参ります。
まずは”粗裁ち”!
各パーツを並べ、なるべく隙間が出ないよう「型入れ」をしていきます。
そしてこちら、先ほど”粗裁ち”した各パーツを、革漉きして厚みを薄く調整したもの
”粗裁ち”の状態なので、型紙に合わせてカットしていきます!
っで、こちらが”小銭入れ本体”のパーツ・・・・・
修正した型紙通り、「ツキノミ」を使い4mmのマチをカット! 持っててよかった便利な道具ですね。
”底マチ”は型紙通りカット致しましたが・・・・・ 浮足の口金に差し込む部分は、まだカットしません!
慌てて今カットしてしまうと、裏と貼り合せた時にズレが生じてしまうかもしれないのでね
やっぱり順番が大事なんですョ。
次に、大事な”底マチ”を折ってカナヅチで叩き、しっかりクセ付けしておきます。
もちろん、表、後ろ2枚共です!
そして、表、後ろの仕切りにボンドを伸ばし、しっかり圧着!
底の折り線部分は、写真のように”角ベラ”を使い、念入りに圧着致します。
ハイ、こんな感じ・・・・・・
昨日の型紙と、同じように仕上がりましたね! (イメージ通りです。)
貼り付けた仕切りの上部をカットして、カタチを整えます!
縫い線を引いて、縫い目を打って・・・・・・
後はしっかり縫い合わせれば、仕切りが完成~です!
取りあえず、ここまではイメージ通りですね。
(中々順調な滑り出しです。)
調子に乗って足元をすくわれないよう、気を引き締めて集中します!