2014年12月11日木曜日

バックルベルトの制作・その2(型紙&革張り)


ご注文の続き・・・・・  解体したバックルに貼り付ける 革の型紙を作ります。
まずはバックルの内径サイズを測って、長方形の型紙を作成
作りながら、簡単にピッタリな線を描くにはどうしたら良いか? ちょっと考えました。


結論! バックルのカーブをそのまま写す!です。


念の為、写したカーブをカットしてバックルに当ててみました。
ハイ、大丈夫、問題ありませんね。


確認したところで、長方形に作っておいた型紙にバックルのカーブを直接写してカット!


カットした型紙を、バックルにセットしてまた確認。
一応、確認しないと心配なのでね・・・・・・  これでネジ穴を開ければ型紙の完成~です!


完成した型紙に合わせ革を裁断します。
写真は、厚みを調整したミネルバボックスのネロ(黒)に、丸キリを使って型紙線を写したところ


裁断準備が出来たら、早速カット!
ネジ穴も開けて・・・・・・  ここでも貼る前に、一応セットして確認します。



革とバックル、それぞれにボンドを伸ばして慎重に貼り付けます。
角ベラを使って、コーナーなど端っこまでしっかり圧着!


イニシャル金具を取り付けて・・・・・・
ハイ、こんな感じにバックルが完成~です!!


思った以上に上手くいきました。
バックルに隙間無く、革が張れて良かったです。


引き続き、本体のベルト作りに掛かります。
シンプルなデザインですが、だからこそ慎重に・・・・・・  (粗が目立つのでね。)
基本が大事なんですョ。