2014年9月2日火曜日

革ポーチの制作・その16(本体組み立て②)


本体組み立ての続き・・・・・  次は折りマチを本体に付けます。
写真は”口”を仕上げたマチを半分に折り、カナヅチでしっかり折り線を付けているところです。


付けた折り線を固定させる為、ネンを引いておきます。
ちなみに・・・・・ 折りマチは重なりの先端を0漉き処理しています。


準備が出来たら、本体のサイドにボンドで仮止め!
仮止めしたところはカナヅチで圧着します。


次に、仮止めしたサイドの余分な縫い代をカット!
四角くカタチ作られたものは、平面では上手くカット出来ないので、写真のように机の端を使って切り揃えていきます。


そして縫い目を打っていき・・・・・


こんな感じで縫い合わせ完了~


断面を磨いて、化粧ネンを引けば 折りマチ付けの完成~です!


さて、この折りマチ このままでは十分に力を発揮できないのですね
この後、もうひと手間加えて 上手く稼働するようにしてあげます。

詳しくは企業秘密? ですが・・・・・  この折りマチ、和装の鞄では昔からよく見かけます。
「椿のBag」で初めて使った方法ですが、個人的にはかなり気に入っております。



鞄以外で用いるのは今回が初めてですが・・・・・
何とか上手くいきそうですね。