2014年7月3日木曜日

Bag型名刺入れの制作・その2(変わり折りマチ)


名刺入れの続き  
厚みを漉いた革でサイドの折りマチを裁断しております。
実はこちらの革、以前 革漉きを失敗してちょっと穴をあけてしまったもの・・・・・ 
捨てられずにいましたが、今回利用できてよかったです。


ハイ、裁断したものがこちら! 左右2枚使用で、いつもの折りマチとは少しカタチが違います。


先はこんな感じで切り込みが入っております。


次に、この折りマチは1枚仕立てになるので、裏側は床剤を塗って”床処理”しています。
ちなみに、向かって左側が”床処理”したもの、右側は未処理のそのままの状態
処理することで裏側の毛羽立ちが無くなり、1枚仕立てでもしっかりした感じになりました。


ポケット口側になる端を磨いて、化粧ネンを引いた状態
ここからマチを半分に折って・・・・・


しっかりと折り目が付くよう、カナヅチを使って折り線を叩きます。


折り目を付けるのは途中まで・・・・・  こんな感じです。
そして付けた折り目が無くならないように、こちらも化粧ネンを引いて固定させます。

以上で折りマチのパーツが出来ました~


切り込みが入っていつもと違うカタチですが
この変わり折りマチが面白い動きを致します。  (完成しないとわからないのですけど・・・・・)


Bagのカタチも面白いのですが
この名刺入れの一番のポイントは、この”変わり折りマチ”なのですね。