2014年7月29日火曜日

革ポーチの制作・その2(サンプルの型紙)


ご注文の続き・・・・・  
これまた酷いポーチの絵ですが、 ぐちゃぐちゃな頭の中を整理するため(作り方などの細かな部分) 各ポイントの出来上がり図を描いてみましたが・・・・・ 余計わからなくなりました。
問題はサイズのコンパクト化&ポーチの機能性(中身の取り出しやすさ等) 結構ハードルが高いです!


頭の中で色々考えてしまうのは、いつもの悪い癖
取りあえず手を動かして、様子を探ってみることに致しましたァ~ 
最初に考えたのが、前ポケットのマチ部分・・・・・  スマートフォンが入るポケットです。
この前胴に付く立体ポケットと、本体のポーチ部分をどうやって無駄のないカタチにするか?
まずは最初の難関
正面から見ても、横から見ても繋がりの良いデザインを目指して・・・・・・


っと言っても、スッキリイメージ出来ないので、写真のようにまずは単独(前ポケットのみ)で携帯ポケットの型紙を引いてみました。


次に、底マチをプラスして・・・・・  (ここでちょっとした気づき)


そ~かァ~ 前ポケットと本体のマチを繋げれば綺麗なカタチができる! っと気づきました。
写真は気が付いたところで、コーナーの飾りを作ってマチを繋げたものです。


こんな感じの型紙になりました。

ところで、見た目のデザインは何とかクリアしましたが、次の問題はポーチの機能性・・・・・・
サイズが小さいので、ポーチ本体の中に入れてものをどうやって取り出すのか??

問題は表面サイズ(見た目)が8c×14cの為、手が入らないこと・・・・・
携帯や眼鏡はすぐ取り出せますが、お金となると? 小銭はどぅ~考えても底に沈んでしまいますからね・・・・・・


このままファスナーを付けても、手が入らないのでね、次はこの問題を解消しなければいけません。


さて、どんな風にいたしましょうか?


またちょっと考えます・・・・・・。