2010年5月15日土曜日

口金Bagの制作 ・ その8(下準備)

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昨日から2段の口金Bagに掛かりました。  使用している革はミネルバボックスのグリージオ    革の端っこをよく見てみると少し色が変わっているのが分かりますか?

このグリージオはボックスの中でも大きくエイジングが楽しめる色です。 そして1ヶ月もすれば元の色が分からないぐらいになるのです。
なるべく陽があたらないようにして・・・・・・裁断したパーツは暗いところで保管中。

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そして昨晩終了したそれぞれの刺繍。  上が「源氏香図」から選んだ紅梅の柄の刺繍   下がアンティークの刺繍図になります。  

資料をお送りしたところ前後に刺繍を入れて、どちらも楽しめる両面使いのBagになりました。

革素材って夏には重い雰囲気になりますが、ベージュ色で刺すとどの革色も涼しげになるから不思議です。 これなら夏にもご使用いただけますね。

ところで皆さんは源氏香ってご存知ですか?  私は何となくしか知りませんで・・・・・・・香りを”聞く”って優雅な遊びぐらいの認識でしたが、今回のことでネットで色々検索してみたところ    
奥の深い、やっぱり”優雅な世界”で・・・・・残念ながら私にはトンと縁の無い遊びです。 ご興味のある方は源氏香で検索するとよろしいかと・・・・・・・・・。

引き続き、作業を進めます。
なるべく陽に当たらないように気をつけながら 急ぎます!



お届けしたものが ”エイジング”後ってのはまずいですからね