2012年5月25日金曜日

ポシェットBagの制作 ・ その11(カブセの仕上げ)

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ご注文のポシェットBag 続いてます。
カブセ枠の内側を縫い合わせ、飾り&ブローチ付けのリーフも付け終わりました~!
前回の気になった部分、枠もそうですが このブローチ付けの飾り部分も凄~く気になっていたのですね。
色々考えてこんな感じの仕上がりです。

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表が完成したところで 次は緊張する成形カットの作業・・・・・・・・ 
カーブ線が多いので 今回は曲線をカットしやすい斜刃包丁を使用   カット線が乱れぬよう、半身を一気にカットしていきます!

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ハイ! こんな感じに成形カットができましたぁ~ 
いつもながら 神経を使う作業であります・・・・・・・・   
気づくと息が止まっているのですね・・・・・・・・・・(息苦しくて 我に返ります。)
そして ここで、豆カンナの登場!

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カットした断面の厚みは約5mm  気持ちは一気にカットしたいのですが、カーブのキツイ部分は最後の1枚がちょっと引っかかる感じになってしまいました。 なので再度包丁を入れてのカットになりますが・・・・・・・
包丁を2度入れすると ここでどうしても断面がカクッとなってしまうのですね・・・・・・・・  
そうゆう時のお助け道具 ”豆カンナ”で気になる断面を削っていくのです!

大工さんが木の表面をきれいに整えるように  革の断面もこうやって削って滑らかのしていくのですね
通常のカンナよりもの凄~く小さいから (手のひらサイズ) ”豆カンナ” 

小さくてもその効果は絶大!  
曲線の多い私の作品には 無くてはならない道具の一つであります!