昨日からの続きです。
写真はカブセの”飾り枠”になります。 裁断 → 厚みの漉き → 内側の磨き → 化粧ネン の始末が終わったところ本当は”フリルリーフ”に掛かる予定でしたが、何だかカブセのこの”飾り枠”が気になってしまいまして・・・・・・ (何が気になったかは後ほど)
欲求のままこちらのカブセへ進みましたァ~
ハイ、こんな感じにカブセ土台へボンドで仮止めです! イメージ通りに出来ていますね。
さて、1枚目の写真はテープ状だったものが ちょっと変化しているのがお分かりでしょうか?そうです 枠に厚みが出来ていますよね。
少し枠の部分が膨らむように 厚みを作る芯を入れてみたのです。
いかがでしょうかぁ? そして角ベラを使って芯の厚みを浮き上がらせております。
あんまり擦ると革の色が変わってしまうので注意しながらの作業です。
きれいに膨らみが出てきたら、こうして目を打って縫い合わせの準備をしていきます。
ところで、カブセの何が気になっていたのか?
ど~ってことは無いのですが、当初の飾り枠は平たいテープのまま進むつもりでしたが
フリルのリーフやカブセの曲線のデザインを考えると 平たいテープのままでは”弱い”気がして・・・・・・・それに・・・・・・・ そのままでは何だかつまらないし・・・・・・・・・・って気になったのですね。
さて、さて、この判断は吉と出るか? それとも凶かぁ?
結果はもう少し進めてみないと分かりませんねェ・・・・・・・・・。