2010年6月12日土曜日

長財布(浮き足)の制作・その4(型紙修正)

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ご注文の長財布です。 お客様との最終確認も終了し、いよいよ本番の制作に取り掛かります!

まずは試作用のパターンを再度見直し。   
必要な箇所の新しい型紙を作ったり、頭の中で制作過程をイメージして 問題が無いかを確認します。
この制作過程のイメージが中々大変な作業    ちゃんとイメージが出来ないと型紙も違ったものになってしまうのですからね・・・・・ 今回は小銭入れのガマグチに使用する浮き足の口金と本体との接合部分が難しい~

何せ、初めて作る”外付けガマグチタイプの長財布
お客様に見せていただいたお財布の記憶を辿りながらの作業となります。  似たようなものを作っていたら話は早いのですがね・・・・・・バラして解体したものでもないし・・・・・・・

全てはこんなんかなぁ~って、自分の想像力との戦いであります。

制作工程を考えながら、問題の部分はもしもの事も踏まえ  単体で修正ができるように組み立てます。
これも作る上では大事な作業。 
難しいこと考えると、凄~く難しい作りになってしまうので・・・・・・・・シンプルが一番です!

もの作り、完成の良し悪しは型紙にかかってます。
見えないところなんですがね・・・・・・・。

大切な作業です。