2019年9月10日火曜日

SINGERミシン188「返し縫いレバー」の修理

長年愛用しているシンガーの職業用ミシン 洋裁学校入学後、すぐに購入したものです。
かれこれ○十年、静岡から東京、その後4回の引っ越しで「足踏みミシン」からモーター使用に改造し、共に静岡に戻って参りました! 
「足踏みミシン」って・・・・ 時代が昔過ぎる・・・・


こちらがその年代もののミシン 今では往年の名品と言われております。
っで、どこがイケないかって言うと、ダイヤルの下にある「黒いレバー」部分
下がったまま戻らなくなってしまいました!

これ「返し縫いレバー」で、方向を変えず直線縫いをしたまま 「レバー」を押すとバックして、放すとまた直線縫いに・・・・・ 自動で返し縫いしてくれる便利なレバーです。


自力で何とか直せないものかと・・・・・ もちろん修理なんてしたことは無いですけどね。
取りあえず、ネジを外して構造を見て仕組みを研究致します!
ちなみにここは「下糸巻き部分」ホコリが溜っていたので ついでにお掃除しておきますョ。
 

どうも上ではないようで、台から外して底から見てみます!


下がったレバーがこちら、ネジ止めではないので思い切って引っ張ると・・・・・


一緒に何かが外れる感触が!!  でも見えないので何が外れたのか・・・・・(不安)


まさぐって、見つけたスプリング? 
さて、これはどこに付いていたんでしょうかね・・・・・・(ますます不安)


格闘すること2時間半!  よやく構造が解ってきましたョ。
スプリングの丸まったところを、上部連結金具の尖ったところに引っかけて・・・・・


スプリング下を「ミシン本体」の穴に引っかける!
解体する前に、下部分の状態をチラッと記憶していたので助かりましたァ~
これで直っているはず・・・・・確認してみます。


ワ~い、レバーが戻ってるゥ~!!


レバーを押して、放すとバネの力で戻りますね!!

やったー、自力で直りましたァ~~
またこれで、ストレス無く「ミシン仕事」ができますね!(嬉しい!)


以前、モーターに改造するときに”ミシン屋さん”に、絶対手放してはいけないって言われたミシン。

これで、またミシンの寿命が延びたかな?


追記
ネットで色々調べて知ったのは、中古の同型ミシン 現在2万円位でした。
まだまだ値段が付くのか・・・・・。 
凄いなァ~~