2016年9月21日水曜日

長財布の制作・その5(裏布張り準備)


ご注文の続き・・・・・・
昨日のカードポケットパーツ、こんな感じに出来ましたァ~
カードサイズの厚紙を入れて、ポケットの”アタリ”が付かないように一応保護しておきます。


そしてこちら、こうしたパーツの裏側に貼り付ける”布”
今回は総革では無く、裏は”布張り”の仕上げになるデザインです。
ちなみに、布は”リバティ”の花プリント


っで、ハギ合せ部分は”ミシン縫い”で仕上げております。
これで、裏側の布パーツは全部出来ました!


これ、どんな風になるのか? 簡単な重なりのご説明 (重ねていくだけですが・・・・・)
まず、後ろポケット(革)に裏張り用の布パーツをしっかり貼り合せていきます。


次に、カブセにもなる”後ろ本体の表側”が重なり・・・・・


その上に”後ろ本体の内側”を重ね・・・・・


次に、カードポケットを重ねます!  
もちろん、裏張りしたパーツになりますョ


めくるとこんな感じ・・・・・  ちゃんと”布張り”になっていく計算です!
要は、ポケットの裏側は大体”布張り”になるってことですね。


この”布張り”仕様、利点は仕上がりが薄くなることですが、その分革張りよりも手間が掛かってしまいます。

まぁ、使用する生地の厚みや性質にもよりますが
生地の処理(準備) 例えば芯張りやボンド貼りもその一つですが、何より裁断の正確さが革よりも求められます。


しっかり挟んで、縫い止める!
挟んだ革の断面から、生地が見えていたら台無しですからね。
貼り付け前の裁断が重要なのですョ・・・・・



今回はどうかなァ??


失敗しないよう、張り付け前にもう一度確認ですね!