2015年8月20日木曜日

ミニボストンの制作・その7(共革テープの編込み)


昨日からの続き・・・・・。
いよいよ前本体の細工に掛かりました!
今回は”テープの編込み”でデザインしようと考え、色々計算(テープの幅などetc)
写真は厚みを調整した共革テープを各幅に裁断し、取りあえず片側端のみ0漉きしているところです。


こんな感じで編込んでいきます。
もちろん、テープは両側ともしっかり磨いて処理しておきます。


今回も中心テープを幅広にしたり、編込み幅を変えたりして”動き”を出しました。
最後に中心テープを編込んでいきます。


ハイ、こんな感じでデザインポイントの”編込み”が完成致しましたァ~~


この編込み、刺繍とはまた違った大変さが御座います。
計算上はピッタリ”編込み”出来るはずなのに・・・・・・  ちょっとしたことで、上手く仕上がらない!
例えば4mm幅のテープが、4.1mmとかでもダメなんですね。

今回も、2回修正しております。


1回目、ものすご~く酷い出来だったので・・・・  かなり焦りました。
革が高騰しているのに、裁断やり直し!! それは絶対できない!! ってね。

目先の欲もたまには功を奏すもので、必死にやれば何とかなるものです。



まぁ、何とかしないとプロとは言えませんので・・・・・


当たり前ってことですね。