2014年5月20日火曜日

ライダースジャケットのお直し・その1(革サンプルと資料作り)


昨日、先週の連休明けに頼んでおいた、サンプル用の革が届きました。
修理のライダースジャケットに使う”ベロア革”のサンプル反です。

ジャケットの革と比べてみると・・・・・・  毛足の長さ、柔かさもほぼ同じぐらい、これなら問題無く使用可能ですね。

なので、早速資料を作成してお客様にお送りすることに致しました。



まずは修理箇所の再確認!
右側後ろのアームホール部分に裂き傷と、袖付けのほつれがあります。


ちなみに・・・・・  裏地のキルティング地には、全く問題はありません。


そこで考えたのがこちらの方法
袖付けが”2枚袖”の作りなので、パターンの切り替え線を利用して 裂き傷部分を5cm幅で取り除き、新しい革で5cm幅の切り替えパーツを作り、取り替えをします。

見た目には切り替えのデザイン?のように見える修理方法です。


簡単なラフデザイン画と、これまた簡単な説明を書き  届いたベロア革を貼り付けて、昨日郵送致しました。


水曜日頃にはお手元に届くと思います。


ご確認、ご検討のほど、よろしくお願い致します。


(気に入っていただけると 良いなァ~)