2018年12月17日月曜日

ショルダーBagの制作・その8(革のテープ編み)


ご注文の続きです。
”後ろ本体とサイド”のパーツが出来たので、次はいよいよ”表本体”の「テープ編み」に掛かります!
まずは材料の「革テープ」を作っていきますョ。


5㎜幅のテープを40本位?
長さは35㎝ほど・・・・・・  
革包丁もしっかり砥いでいたのですがね、最後の方は二の腕がプルプル致しました。 
革制作、腕力も必要なんですね。


次に、「漉き機」で厚みを調整していきます。
大きな円型部分が「刃」になっていて、上側は「銀面」で使用するテープ・・・・


そしてこちらの下側が「床面」の削られた側です。
単純な構造ですが、なかなか優れものです!
単純だからでしょうか?  10年以上使っても故障は一度も有りません。(頼もしい~)


厚みを調節したテープは、両側を磨いていきますョ。
ほんの5㎜幅のテープですが、磨かないテープと比べると・・・・・・


ハイ、こんな感じ!
向かって右が「磨いたテープ」になります。 


これを地道に磨いていきま~す。 
これ、かなり根気が必要な作業なんですね・・・・・・。 

っで、革テープの準備が出来たら、順番に編み込んでいきます!


ハイ、こんな感じ!!
テープの厚みを調節しながら、3回目のチャレンジでちょどよい厚みの「メッシュ」になりましたァ~
(始めの厚みから0.6㎜ほど薄くなってます。)

これで片側分の「テープ編み」が完成~
今日は残りの片側を編込んでいきます!



本日の目標、表本体のパーツ完成を目指します。