2017年11月10日金曜日

トートBagの制作・その8(革テープの編み込みメッシュ)


ご注文の続きです!
メインの”メッシュ編み”に使用する為、細い革テープを何本も作っております。
ちなみに細幅のテープは、幅をカットしてから「漉き」をすると処理が簡単ですョ。


一本一本丁寧に両サイドに「磨き」をしていきます。
気の遠くなる作業ですが、「磨き」を”する、しない”では出来上がりに大きな「差」がでますので・・・・・
ここが頑張りどころなんですね。


ハイ、こんな感じで「革テープの編み込み」が完了~!!
3日目でようやく完成致しました。
まぁ、実質2日間位でしょうかね・・・・・  
なんせ集中力がいる作業、残念ながら続けて進めるには体力がついていかないのが本音です。

縦横のラインが曲がらないように、「知力」を全て使い切った感じですかね?・・・・・


こちらがアップになります。
出来るだけ革のふっくらした質感がでるよう、革テープの厚みも工夫しました。
イメージ以上の出来栄えです!


型紙を重ねて・・・・・


余分な部分をカットしてカタチを整えます!


ちなみに・・・・・
”メッシュ編み”を中心に、「メダリオン」の切り替えパーツがこんな感じでセットされます。
中央部分の「空き」には、円形型の「錠前」が付くのですね。


一番の悩みだった”メッシュ編み”の幅間隔は、組み立てた”クラフトサンプル”を見ながら色々考えましたが・・・・・
最初に編み込んだのは、今の数倍も太いテープでした。

しかし、これがビックリするぐらい良くなかった!! 

”メッシュ編み”の参考はオレンジの”二つ折り財布”ですが
サイズが大きくなったので、単純に倍々で太くしたのが失敗でした・・・・・。

配色のハッキリした色合わせでは、この細かな幅間隔が「黄金比」だったんですね。


それがわかっただけでも、勉強になりましたね。


日々、精進です!