2015年7月14日火曜日
ガマグチの制作・その2(口金セット)
昨日の続き・・・・・
ダーツが縫い終わったら、本体を中表に合わせ底をしっかり縫い合わせていきます。
表に返す前にここで一手間!
綺麗にカーブ線がでるよう、細かく縫い代に切り込みを入れてから表に返します。
こんな感じで表に返したら、角ベラを使って底のカタチを整えていきます。
ここまで進んでも、やっぱり心配な2つのこと(口のカーブと深さの問題)
整えた本体に、口金を重ねて・・・・・ ど~なのかなァ??
っで、口を開いて当て見直すと、こんな感じ・・・・・
まぁ、開いた雰囲気は悪くないかも? っと 気を取り直し、口金をセットする作業に進みます!
口金には共革を既に巻いております。
写真は口金の溝に、ボンドを付けたところ・・・・・ まずは片側のみ
そして本体をセット!
難しいのかなァ~ なんて入れてみたら、一発ですんなり綺麗にハマりました。
これを少しづつ、中心に寄せていくように付け位置に合わせていきます!
そしてもう片側も同様にセット!
しかし! 先ほどは簡単にセット出来たのに・・・・・ もう片側はそんなに甘くなかった・・・・・
結論、片側が固定されると、セットはかなり難しい作業になる!! でした。
口金を閉じて、こんな感じ・・・・・・ (これは仮の姿です。)
カタチを整える為、まず本体に”アンコ”を詰めて丸みを作り、口金を閉じながら左右のカタチを整えていきます。
本体に余裕分を入れているので、口金より若干外に膨らむカタチになる・・・・ 予定。
修正しながら閉じていかないと、両側の革が口金に上手く収まらず変形したカタチになってしまいます。
綺麗なカタチになるよう、何度、何度も閉じたり開いたりしながらサイドのカタチを作ります。
カタチが決まったら、後は一晩寝かせて・・・・・・
明日がたのしみですね。