2014年2月14日金曜日

ファイルカバーの制作・その5(クラフトサンプル)

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ご注文の続き・・・・   昨日のファイルの採寸から、もう一度型紙を引き直してみました。
若干、厚み分の余裕を5mmほどプラス
どんな感じになるかは、この後のお楽しみ・・・・・


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さて、作り直した型紙でクラフトサンプルを作ります。
写真の大きな四角いものが本体部分、長細いのが見返し部分
パーツは四角いもので、ものすご~っく単純でシンプル!


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ハイ、こんな感じ~
見返しのポケット部分にファイルを差し込んで使用します。
ブックカバーと同じ仕様ですね。


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ファイルをセットしてから数回、開いたり閉じたりの動作を繰り返します。
すると・・・・・  ファイルリングの近くに折りじわが・・・・・
これはどうして”シワ”ができるのか? っというと
閉じている時のファイルの厚み分が、開くと平面になって無くなってしまうから・・・・
(こんな説明で理解していただけるのか??)


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つまりこんな感じ・・・・  閉じていると2㎝の厚みがあるので、閉じた場合の一周の長さは47㎝
っで、ファイルを開いた状態のサイズは45㎝ ・・・・  ここで2㎝の差がでます。
この2㎝(厚み)がダブつく原因っとなるのです。

もちろん、ブックカバーも同じです。 


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そしてこちらがダブついていない時の状態・・・・  なぜか?
これは見返しポケットに差し込んだファイルが、上手く動いて(スライド)くれるとシワにならないのですね


この状態にいつもなるように、サイズの余裕をどのぐらいにするか、っが一番難しいところ・・・・・



もちろん、滑りもスムーズにいくよう  色々考えなくてはいけません。
まぁ、閉じた時のピッタリ感も同じぐらい大事なんですけどね・・・・・



落としどころをアレコレ考えてみましょうか
(本番はまだまだかなァ・・・・・)